出産するとき 里帰り して、親のサポートを受けながら過ごせるのはとても心強いと思います。
しかし、特に 産後 は親の何気ない言葉や行動にストレスを受けやすい人も多いです。 ストレス を防ぐためにも、原因と対策について知りましょう。
産後によくある、里帰り中のストレスの原因と対応策とは
里帰り出産とは
里帰り出産とは、妊婦が普段暮らしている場所から離れて、妊婦の実家のそばの病院で出産することをいいます。里帰り出産の期間は個人差がありますが、出産予定日の数週間から1か月前に実家に帰り、産褥期を親のサポートを受けて過ごします。
特に産後の産褥期はママも身体を休めなければいけない大切な時期です。その期間を実家で過ごし、家事や育児のサポートを受けることで、身体を回復させたり、育児の相談に乗ってもらったりできるメリットがあります。
里帰りでストレスがたまる理由とは
里帰り出産はメリットが多いですが、産後は特にストレスがたまってしまう人が多いようです。考えられる理由は次のとおりです。
育児のアドバイスに対するストレス
特に実母は出産・子育て経験があるため、育児についてアドバイスしてくることが多いです。親も良かれと思ってアドバイスをしているのですが、ママ自身の育児の考え方と異なる発言をする場合もあります。
環境の違い
結婚して実家を離れ数年経っている人や、結婚する前から一人暮らしをしている人にとっては、実家は久しぶりに過ごす場所です。どうしても実家は、自分にとって居心地のいい環境で過ごしていた場所とは違います。
物が多くあり過ぎて居心地が悪かったり、インターネット環境が良くなかったり、掃除の仕方についても気になる部分がでてきて、ストレスを感じてしまうことがあります。
食生活の違い
里帰り前は自分の味付けで食事をしていましたが、里帰りすると実家の料理を1か月以上食べることになります。
料理をしてもらって有難い反面、普段慣れていた味付けと違うことがストレスになってしまうこともあります。味付けだけでなく、食事時間についても実家の時間に合わせることになります。
また、2人目以降の里帰り出産では、上の子に対してお菓子やジュースをあげすぎることもあります。
ホルモンバランスの乱れも原因のひとつ
産後はホルモンバランスが大きく変化するためにストレスがたまりやすいです。普段なら気に留めることがない、何気ない両親の発言や行動を気にしてしまうことがあります。
両親も可愛い娘と、新しく産れた赤ちゃんを大切に思うあまりに、過干渉になっている可能性もあります。ホルモンバランスの乱れと過干渉がママのストレスを増やす原因になってしまいます。
ストレスをためない対策とは
自分の考えを伝える
育児のアドバイスについてストレスをためているママは、親に自分の意見を伝えるようにしましょう。昔と最近では、育児のやり方が違うケースも多いです。自分の育児の方針をしっかりと伝え、ママのやり方を尊重してもらうようにしましょう。
環境づくりをしよう
なるべく自宅にいるのと同じ環境で過ごせるように、環境づくりをしましょう。短い期間だからと無理して実家の環境に合わせているとストレスがたまります。自分のお気に入りのグッズを自宅から持ち込むのも効果的です。
また、接する時間を少し短くするとストレス軽減につながりますので、産後は赤ちゃんと2人きりの時間を設けるようにしましょう。
食事を自分で用意しよう
朝食・昼食など簡単な料理は自分で用意するようにしましょう。夕食だけ時間を合わせるようにして、朝食・昼食は自分で好きな時間に用意することで、食事に対するストレスが軽減されます。
いかがでしたか。産後は特に育児方針の違いやホルモンバランスの乱れにより、親に対してストレスがたまりやすいです。
しかし、里帰り出産をしたくても都合によりできない妊婦も多くいて、育児や家事を手伝ってくれる環境は有難く心強いのも確かです。
感謝の気持ちを忘れないようにして、両親の気持ちも尊重しながら、自分の意見を伝えるようにして、産後の大事な時期を乗り越えていきましょう。
まとめ
産後によくある、里帰り中のストレスの原因と対応策とは
里帰り出産とは
里帰りでストレスがたまる理由とは
ホルモンバランスの乱れも原因のひとつ
ストレスをためない対策とは