今までお腹の中で赤ちゃんを大事に育んできて無事に出産し、これから家族が1人増えて新たな気持ちで頑張ろうと素晴らしい気持ちになっている夫婦も多いことでしょう。
しかし、現在では産後うつを発症する母親は増加傾向にあり、 産後 に 離婚 をしてしまう夫婦がとても多いです。今回はそんな産後うつを防ぐために予防方法を大紹介します。
産後の離婚を防ぐために!予防方法を大紹介
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産後離婚をしないためには2歳までが勝負!
妊娠をして喜びを分かち合っている頃は夫婦どちらも相手を本当に大事だと愛していると感じています。しかし出産をすると、男性は妻への愛する気持ちが変わらないのに妻の方が一気に夫に対して気持ちが冷めてしまう傾向があります。
特に子供が2歳になった頃に一気に妻の方の気持ちが冷めてしまう傾向が強く、子供が2歳の頃に最も離婚する確率が高くなります。その頃には妊娠前と比べて妻の夫への愛情は3分の1にも下がってしまいます。
産後に離婚をしないためには子供が2歳を過ぎるまでにそれぞれが努力をしなければいけないということです。
産後に不仲になる原因!夫婦それぞれの問題は?
産後不仲になってしまう大きな原因が妻と夫それぞれに1つずつあるので紹介します。
妻の大きな問題はホルモンバランスの乱れです。妊娠中も赤ちゃんがお腹の中で成長していくためにプロゲステロンというホルモンが増加し、気持ちが不安定になったりします。
しかし、出産後も今度はプロゲステロンが大量に減少していくので再びホルモンバランスが崩れてしまいます。ホルモンバランスが崩れてしまうと自律神経が乱れ、うつ病に近い状態になります。このホルモンバランスの乱れが離婚の大きな原因となっています。
夫側の原因は育児や家事が非協力的と言うことです。子供が産まれると家事や育児に追われて母親は寝る暇も無くなってしまいます。そんな時に協力的に手伝ってくれる夫と違って無関心でいる場合、妻の気持ちは一気に減少してしまいます。
産後離婚には社会的な原因もある!
産後離婚は夫婦だけの問題ではなく、社会的な原因もあるので幾つか紹介します。
1つ目は核家族なことです。今は核家族の人が非常に多いです。核家族は気楽に生活できるメリットもありますが、出産後は母親の孤独感を深める原因にもなってしまいます。
また夫が出張でほとんどいない場合は、赤ちゃんと2人でずっと過ごしているために非常に大きなストレスが溜まることになります。
2つ目は周りの理解が薄いことです。今は子供を公園で遊ばせるのもうるさいから禁止すると言うように、小さい子供に対して理解を示してくれる人が減少してきています。常に周りに迷惑にならないよう気を配っているため非常に疲れてしまいます。
産後離婚を防ぐために母親ができること
産後に離婚をしないようにするために母親ができることが幾つかあるので紹介します。
1つ目は気持ちを伝えることです。男の人の方が育児に関しては何も分からない人が多くて当たり前です。言わなくても夫が動いてくれると言う考えは捨てて、何かして欲しいことがあったらきちんと話すようにしましょう。
2つ目は完璧にやろうとしないことです。家事も育児も赤ちゃんが小さいうちは完璧にはできません。予定がずれることはたくさんあります。あまり完璧にこなそうとするとストレスが溜まってしまいます。
3つ目は相談できる人を探しておくことです。夫の他に育児や家事のことを相談できる人を見つけましょう。相談相手がいると孤独感やストレスを感じにくくなります。
産後離婚を防ぐために父親ができること
産後離婚を防ぐために父親ができることが幾つかあるので紹介します。
1つ目は育児に参加することです。率先して赤ちゃんのお世話をするようにしましょう。妻は育児に非協力的な夫にストレスを溜め込みやすいです。少しでも手伝う素振りを見せると喜ぶことでしょう。
2つ目は感謝の言葉をしっかり言うことです。「ありがとう。」などは非常に大事な言葉です。言わなくても伝わっていると思わないで、感謝の気持ちがどんどん伝えていきましょう。
産後離婚は2歳までが非常に多いです。夫婦どちらもお互いを思いやって産後に離婚をしないように過ごしていきましょう。
まとめ
産後の離婚を防ぐために!予防方法を大紹介
産後に不仲になる原因!夫婦それぞれの問題は?
産後離婚には社会的な原因もある!
産後離婚を防ぐために母親ができること
産後離婚を防ぐために母親ができること
産後離婚を防ぐために父親ができること