妊娠して出産をすると気になるのが崩れてしまった体型です。この崩れた体型を治すためにいろいろなインナーを使用しますがニッパーや骨盤ベルトなどなど…あまりにたくさんの物がありすぎて何を使用したら良いか悩んでしまいます。
特に 産後 に使う ニッパー って何か、悩んでいる人が多いので使い方や使用時期を詳しく説明します。
産後に使うニッパーって何?使い方や使用時期を詳しく説明
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産後ニッパーって何?メリットは?
産後ニッパーとは出産後すぐに使用できる骨盤を矯正してくれるインナーの1つです。病院によっては産後ニッパーを出産する時に準備するように話している所もあります。骨盤ベルトなどと違ってソフトに骨盤周りを引き締めてくれるので体に負担がかかりません。
また、産後ニッパーを使用することで産後の悪露の出が良くなり、母乳の出も良くなるメリットがあります。巻きつけるような形でマジックテープやホックで止める物と締める具合を調節しやすい腹巻きの形の物があります。就寝中でもつけることができます。
産後のニッパーの使用時期っていつが正しいの?
産後のインナーはいろいろありますが、正しい時期に正しい物を使用することが産後の体型を治すのに重要です。
産後2週間~3週間に入るまでは産後ニッパーやサポーターを使用しましょう。この時期にニッパーを使用することで広がった骨盤に内蔵や肉が下がってしまうのを防ぐ力があります。この時期は骨盤矯正と言うより軽くサポートするつもりでつけるだけなのでソフトにつけるようにしましょう。
産後3週間~1ヶ月前後は骨盤ベルトに切り替えます。悪露が落ち着いた頃から締め始めます。骨盤を元の位置に戻す働きがあります。産後1ヶ月以降は産後ガードルにしましょう。骨盤周りの筋肉を鍛える働きがあります。
産褥ニッパーとウエストニッパーは違うので注意が必要!
ニッパーには産褥ニッパーとウエストニッパーの2種類があります。
産褥ニッパーは産後すぐに使用することができる物で、ウエストニッパーは産褥ニッパーに比べて締め付けが強くなっているため産後すぐに使用することはやめましょう。
ウエストニッパーを使用したい場合は産後2週間前後の体調が落ち着いてきてから使用することが好ましいです。
産褥ニッパーは締め付けが少ないことが特徴ですが締め付けが少ないからと言って強く締めるのはやめましょう。締め付けが弱いのはまだ戻りきっていない骨盤や子宮の負担を減らすためです。
この時期に強く締めてしまうと骨盤が歪んでしまったり、肛門脱や子宮脱になったりする可能性があります。注意しましょう。
産後のニッパーの効果が発揮できる選び方
産後にニッパーを使用する場合、産褥ニッパーもウエストニッパーもサイズが非常に重要になってきます。ニッパーを購入する場合は妊娠前のサイズを選ぶのはやめましょう。
産後すぐは体重は妊娠前までは減りません。一番良いのは産後にサイズを測って購入することが良い方法ですが、産後はなかなか忙しくて試着したりサイズを測って購入することは難しいと言う人がたくさんいます。出産前に準備したい人は体重の増加を目安にしてサイズを決めましょう。
体重の増加が10kg未満の場合は妊娠前と同じサイズで構いません。体重の増加が10kg以上になる場合は1つ上のサイズを購入すると体にぴったり合います。
ニッパーの正しい付け方とコツとは
産後にニッパーを使用する場合は付け方にコツがあります。正しい付け方をしないと体型を戻すどころか悪化する可能性があります。
まずはウエストにニッパーを合わせます。下のパネルを締める時はただ締めるのではなく下からすくい上げます。ウエストニッパーを使用する場合は中心の部分をウエストの最も細い所に合わせて着用するとうまくつけることができます。
はじめのうちはずれない程度に締めるだけで良く、慣れてきたら少しずつ締め付けを強くしていきましょう。ニッパーにも種類があるので使用時期に合わせて使いわけていきましょう。また強く締めずに優しく締めることが大事です。
まとめ
産後に使うニッパーって何?使い方や使用時期を詳しく説明
産後ニッパーって何?メリットは?
産後のニッパーの使用時期っていつが正しいの?
産褥ニッパーとウエストニッパーは違うので注意が必要!
産後のニッパーの効果が発揮できる選び方
ニッパーの正しい付け方とコツとは