多くの女性が妊娠中だけでなく産後もむくみに悩まされています。出産したからむくみがなくなるかと言うと実はそうではないのです。産後のむくみは体の不調に繋がります。
そこで今回は 産後 に悩む辛い むくみ について説明しむくみ対処方法も紹介します。
産後に悩む辛いむくみ!むくみ対処方法
産後のむくみはなぜおこる?
産後のむくみの原因は主に3つあります。
1つ目は運動不足や睡眠不足です。産後は赤ちゃんのお世話がありなかなか運動をしたり睡眠をとったりすることはできません。運動不足は血行を悪くし代謝を低下させ、睡眠不足は疲労を蓄積させ老廃物を上手く体外へ出すことができなくなります。
2つ目は便秘です。便秘は老廃物を体に溜まりやすくしむくみを感じやすくしてしまいます。
3つ目は水分バランスの乱れです。妊娠中は赤ちゃんに栄養を運ぶために血液量が倍に増加しますが出産することでこの水分が体外へ排出します。しかし今度は赤ちゃんに授乳をしなければいけないのでまた体が水分を溜め込もうとします。これがむくみの原因に繋がるのです。
むくみを解消するためのワンポイントアドバイス
むくみを解消するために気をつけなければいけないことを紹介します。
1つ目は水分を積極的に摂取することです。産後にあるむくみは体が水分不足を感じて溜め込んでいるため水分を摂取しなくなると逆にむくみを促進してしまいます。授乳でも大きく水分を必要とするため控えずに積極的に摂取するようにしましょう。
2つ目は水分を排出するような飲食を心がけましょう。産後のむくみは体内に溜まっている水分を排出することが大前提です。食事や利尿作用がある飲み物を飲むなどして水分を排出するように心がけましょう。
こんなむくみは病院を受診しましょう!
産後のむくみは大抵3週間程度で治ると言われています。しかし中にはむくみが3ヶ月以上経過しても治らなかったり、しびれや異常を感じる人がいます。このような人は一度病院を受診してみましょう。
特に妊娠中に妊娠高血圧症候群になった人は気をつけなければいけません。腎臓や心臓に大きな負担がかかっている可能性があります。
むくみだけでなく頭痛なども感じていたらすぐに病院を受診しましょう。慢性腎盂腎炎の可能性が高いです。かかりつけの産婦人科などで医師に相談しても良いでしょう。
効果あり!産後むくみ対処方法
産後むくみ対処方法を紹介します。
1つ目は減塩の食事を心がけることです。塩分が強い物を食べると濃度を下げようと体内に水分を溜め込もうと体が働きます。味付けは薄味にしましょう。
2つ目はカリウムを積極的に摂取しましょう。ほうれん草や納豆、アボカド、わかめお茶に多く含まれています。カリウムは利尿作用があるので体内の水分を外へ排出することができます。お茶はノンカフェインにもカリウムが入っているので授乳をしていても摂取可能です。
3つ目は足をあげたり温めたりすることです。血行が悪くなるとむくみがちになるので寝る時に気をつけてみましょう。
4つ目は運動です。産後なのでなかなか難しいかと思いますが、できる範囲で産褥体操やストレッチを行うと血行が促進されてむくみも解消します。
どうしても気になるなら着圧ソックスを!
着圧ソックスはダイエットに利用している人が多いですが、元は医療用に使用されていました。圧力をかけることで血行を促進し毛細血管から漏れてしまった水分の元となるリンパ液の循環も良くしてくれる働きがあります。
あまりにむくみが酷い人は20mmHg~50mmHgの物を選んで使用するようにしましょう。妊娠中からそのまま産後まで利用している人も多くいるのでむくみが気になるなら一度使用してみると良いでしょう。
産後のむくみで悩んでいる人はたくさんいます。無理をしない程度の運動と食事、睡眠を摂るようにしましょう。
まとめ
産後に悩む辛いむくみ!むくみ対処方法
産後のむくみはなぜおこる?
むくみを解消するためのワンポイントアドバイス
こんなむくみは病院を受診しましょう!
効果あり!産後むくみ対処方法
どうしても気になるなら着圧ソックスを!