産後には腹痛を感じることもありますが、この主な原因は 産後 におこりやすい下痢であるといわれています。
腹痛 や 下痢 が続いてしまうと育児や家事も辛くなってしまいますが、早く改善するためにも薬を服用したいと考えると思いますが、授乳中でも薬の服用は可能なのでしょうか。
産後の腹痛は下痢が原因!?薬は服用可能?
産後は下痢になりやすい?
産後はさまざまなトラブルがおきるといわれていますが、産後にお腹が緩くなったというようなお母さんも数多くいらっしゃると思います。
下痢にともない腹痛を引き起こす可能性もあり、このような場合にはおきてしまうと薬を服用したいと思いがちですが、授乳中であると特に薬の服用は避けたいところです。
では、薬を服用せず症状を改善するためにも、原因をしっかりとみつけ対処していくことが重要になります。
なぜ産後は下痢になりやすくなるのか
産後の下痢にはいくつかの原因があります。
育児に対してのストレスや免疫力の低下、水分の摂りすぎ、運動不足、骨盤底筋群の衰え、消化不良などが主な原因としてあります。
産後はストレスが溜まりやすく、さらにホルモンの変化などによって下痢になりやすくなります。
なかには過敏性大腸炎といって慢性的な下痢を引き起こしてしまう場合もあり、さらに便秘と下痢を交互に繰り返す方もいらっしゃいます。
さらに、産後の身体はご自身が思っているよりもはるかに身体を酷使しているため、体内環境が変化してしまい下痢を引き起こしてしまうこともあります。
そのほかにも母乳をつくるためにたくさんの水分を摂取するため下痢になる場合もあり、このとき摂取する水分が冷たいとお腹をくだしてしまうこともあるのです。
また育児中には忙しく運動も思うようにできず、また食事の時間もゆっくりと摂れない場合が多いため消化不良などが原因となる場合もあります。
下痢の場合には薬の服用は可能?
下痢が長い間続いてしまうと、薬の服用を考える場合もありますが、市販の薬の服用は母乳を通して赤ちゃんへの影響がでる場合もあるので注意が必要です。
そのため、しばらく下痢が続いてしまっている場合には病院へいき、赤ちゃんに影響のない薬を処方してもらうことをおすすめします。
下痢への対処法は?
産後の下痢に対しての改善策としては、まずは生活習慣を見直すことが重要です。運動不足の解消や栄養バランスのとれた食事を食べる、できる限り睡眠をとるなどの対策で下痢を引き起こすことが少なくなるといわれています。
特に食事に関しては野菜を中心に食べることを意識することで下痢の改善に役立ちます。
また運動に関しては、ランニングなどではなく、ストレッチや赤ちゃんと散歩など日常生活のなかに取り入れやすいものをおこなうだけでも解消されやすいです。
赤ちゃんと毎日1日中一緒にいることは楽しいことでもありますが、知らず知らずのうちにお母さんの心身にはストレスが溜まっていることもあるので、たまには旦那さんや両親に預けてのんびりと自分自身の時間を過ごすことも下痢への対処法のひとつとなります。
産後の下痢にははやめの対応を!
産後に下痢を引き起こしてしまうと、育児が忙しくなかなか自分自身の身体のケアがなかなかできない場合が多く症状が悪化してしまうことも多いと思います。
しかし、下痢が悪化してしまい、赤ちゃんのお世話ができなくなってしまうと家族にも迷惑をかけてしまうことがあります。
そうならないためにも、少し下痢気味かな?という症状がみられた場合にははやめに対処をしておきましょう。
また、はじめから下痢を予防するためにも産後からなるべく運動や食事管理、飲み物は温かいものを摂取するなどの対策をしておくことをおすすめします。
育児をより楽しくおこなうためにも、赤ちゃんが元気ですごすためにも、お母さんが健康でいることが大切ですのでご自身の身体もしっかりと管理してあげましょう。
まとめ
産後の腹痛は下痢が原因!?薬は服用可能?
産後は下痢になりやすい?
なぜ産後は下痢になりやすくなるのか
下痢の場合には薬の服用は可能?
下痢への対処法は?
産後の下痢にははやめの対応を!