産後 、期待を胸に体重計に乗っても実際は1、2㎏しか減っていない人がほとんどです。その後体重がなかなか減らない、中でも 帝王切開 での出産だったため傷が気になり、いつから ダイエット をしたらいいのかわからないということもあるでしょう。
帝王切開をした人も、ある程度の時期を目安にダイエットを始めることができます。
帝王切開後の気になる体重を減らすダイエット
妊娠中に体重が増えるのは自然なこと
いつもと変わらない食事、生活を送っていたつもりでも、体重の増量が止まらなかった人は多くいるはずです。これは極自然なことであり、赤ちゃんを守るためのメカニズムでもあります。
また妊娠特有のホルモンバランスの影響や、自分では普段通りのつもりでもお腹が大きくなることで運動不足になっている、偏った食生活などで体重が増えている可能性もあります。
1週間に2㎏以上増えるなど、明らかに急増している場合は医師から忠告されることもありますが、妊娠期間の約10ヶ月で10~15㎏増量する人が多いです。
いつ頃から体重は減ってくるのか
出産したことで赤ちゃん、胎盤など子宮の中は空っぽになります。これにより少しは体重が減るだろうと思っている人も多いでしょう。
しかし、実際は減っても1、2㎏、人によっては出産前より増えることもあります。これは産後に起こる「浮腫み」が原因です。浮腫みは必ずなるものではありませんが、症状が取れると急に2、3㎏減ることがあります。
スムーズに体重が減る人と、産後にダイエットをするなど少し苦労をして減量する人と、体重の減り方は人それぞれですが、だいたい体重が減り始めるのは産後1ヶ月頃からだと言われています。また、体重が減りやすい期間は産後半年くらいだとも言われます。
帝王切開の人はいつからダイエットを始めるのか
帝王切開の人だけではなく自然分娩の人にも言えることですが、自己判断で激しい運動を始めるのは避けましょう。産後1ヶ月頃には「産褥健診」と言って、お母さんの診察があります。産褥健診を問題なく終えたのを機会に、少しずつダイエットを始めてみるといいかもしれません。
どうしたら体重が減るのか
産後1ヶ月が経つと、ある程度体が回復し少しずつ普段通りの生活に戻っていきます。育児を通して自然に行うことが、ダイエットに繋がっていることがあります。
母乳をあげる
母乳育児の人は体重が減りやすいと言われています。授乳は想像以上に体力を使い、毎日2時間以上のウォーキング、約500~800カロリーを消費しているのと同じです。そのため、母乳育児の人は痩せやすいのです。
子育て
これからの我が子の成長は、決して「可愛い」の一言で済むものではありません。最低、言葉が通じるまでは本当に大変で苦労の連続です。時にはご飯やトイレに行く暇もない、忙しくて自分のことまで手が回らないこともあるでしょう。
育児は体力勝負なので、何よりものダイエットになるはずです。
ヨガやストレッチ
日常生活で自然に体重を減らすことに限界を感じたら、「産後ダイエット」を始めてみるのも良いかもしれません。ヨガやストレッチなど産後のママ向けに体操を教えてくれるところもあります。赤ちゃんを連れて参加できる場所もあるので気軽に参加できます。
骨盤矯正
骨盤矯正することもダイエットに深く関わってきます。
体重が減らない、お腹から骨盤周りのお肉が落ちないと言うことがあれば一度骨盤矯正をすると良いかもしれません。出産で骨盤が歪み、体のバランスが崩れている可能性があるからです。整骨院などで骨盤の歪みを治してもらうことで、痩せやすい体質に変わることがあります。
産後は無理をしない
妊娠前の体重、体型に戻したいと思っていても自然に戻るには限界があり、体重を減らすことに苦労するかもしれません。しかし産後は焦らず体を回復することを第一に考え、ゆっくり休んでください。
まとめ
帝王切開後の気になる体重を減らすダイエット
妊娠中に体重が増えるのは自然なこと
いつ頃から体重は減ってくるのか
帝王切開の人はいつからダイエットを始めるのか
どうしたら体重が減るのか
産後は無理をしない