妊娠中は体重増加が止まらず必要以上に太ってしまった人もいるのではないでしょうか。出産したからといってお腹がすぐもとに戻るわけではありません。一日も早く妊娠前の身体に戻りたいと思う女性は多いはずです。
産後 の ダイエット を 成功 させるにはどうしたら良いでしょうか。
産後のダイエット、成功の鍵はこれだ!
産後ダイエットの注意点
一日も早く妊娠前の身体に戻すために産後早くからダイエットを始める人もいるでしょう。しかし、ママの身体は自分だけでなく赤ちゃんにとっても大切な身体です。無理をしては後々困ることになりかねません。産後ダイエットを行う上で3つの注意点をお伝えします。
無理な食事制限はしない
無理な食事制限をすると母乳の質が下がってしまいます。また、栄養が行き届かないことで疲れやすい、貧血、めまいなどが起こってしまうかもしれません。
身体に大きな負担をかけない
産後の身体は自分が思っている以上に疲れています。自分は元気だと思って産後すぐに筋トレなど無理な運動をする、毎日長時間運動するなど大きな負担をかけてしまうと体調を崩してしまうかもしれません。
身体を冷やさない
夏であっても身体を冷やさないように気をつけましょう。身体が冷えると血行が悪くなり痩せにくい身体となってしまいます。
成功に繋がるダイエット方法
産後6か月までが痩せやすい時期だと言われています。その期間に以下の方法でダイエットを行ってみてはいかがでしょうか。
母乳育児
母乳をあげていただけで体重がするする落ちたという人はとても多いです。なぜなら、赤ちゃんに母乳をあげることで一日約600キロカロリー消費しているからです。600キロカロリーはだいたい食事一食分に値します。
また、ママが糖分や脂質をたくさん摂ってしまうと乳腺がつまりやすく痛い思いをします。よって糖分や脂質が多い食べ物を避けるようになり自然と食事内容に気をつけるようになるのです。
低カロリー高タンパクの食事
和食がお勧めです。和食には低カロリー高タンパクのメニューが豊富です。おやつは寒天を選ぶようにしましょう。寒天は食物繊維が豊富なうえにカロリーゼロですので理想的なダイエット食品です。
適度な運動
産後すぐにできる産褥体操というものがあります。寝転んだままできるので、体調が良ければ入院中から積極的に行いましょう。筋肉を鍛え血行を良くする効果があります。これにより、血栓予防、悪露の排泄、子宮収縮が促されます。
産後1か月したらウォーキングや筋トレなども行っていきましょう。ここで大切なことは疲れを感じたら必ず休むことです。過度に身体に負担をかけてはいけません。ゆるやかに続けていくことが大切です。
骨盤矯正
骨盤が歪んでいると骨盤周辺の血流が悪くなり痩せにくくなります。妊娠前から歪んでいる人もいるでしょう。そのような人は今が骨盤矯正のチャンスです。なぜなら、分娩により骨盤はグラグラで今が整えやすい時期だからです。
産後6か月までが骨盤矯正のチャンスだと思っておきましょう。骨盤ベルト、ヨガ、ピラティス、整体マッサージなどで歪んだ骨盤を元の位置に戻してあげると痩せやすい身体になります。
赤ちゃんと共に運動や家事を
ウォーキングやヨガなど運動する時間をとりたくても赤ちゃんのお世話が忙しく、その上家事もしなければならないため、ママはなかなか自分の時間をとれません。そのような時は赤ちゃんと遊びながら運動しましょう。
赤ちゃんの寝かしつけはスクワットで行う、または赤ちゃんの首がすわったら赤ちゃんをおんぶしながら家事をするなど運動と家事育児を掛け合わせてみましょう。また外に出やすい時期であれば、買い物に出る時は赤ちゃんをベビーカーに乗せて歩いて行きましょう。
ウォーキングでカロリー消費するだけでなく、外の空気に触れることでママも赤ちゃんもリフレッシュすることができます。
産後の運動は体力が回復してから
産後すぐにダイエットをするのではなく、まずは体力回復に努めましょう。体力回復には十分静養すること、栄養バランスの取れた食事を摂ること、産褥体操で筋肉を鍛えることが大切です。
一か月検診で母子ともに問題ないと判断されたら運動を始めても良いでしょう。ただし、決して無理をしてはいけません。産後ダイエットで成功する鍵はゆるやかに長く続けることです。
まとめ
産後のダイエット、成功の鍵はこれだ!
産後ダイエットの注意点
成功に繋がるダイエット方法
産後の運動は体力が回復してから