胎動 が 痛い と赤ちゃんが 逆子 になったのではないかと、悩む妊婦もいます。妊娠途中では、約半数の妊婦が逆子と診断されますが、その多くは自然と治ります。胎動の強弱で逆子がわかるものなのでしょうか。
今回は逆子の胎動についてご紹介します。
逆子の胎動は痛いの?胎動の感じ方の違いについて知ろう
赤ちゃん胎動について
個人差がありますが、早い人だと妊娠4ヶ月ほどから胎動を感じるようになります。胎動が始まると赤ちゃんの存在がより大きく感じられ、幸せをかみしめる妊婦も多いと思います。胎動は、赤ちゃんがお腹の中で元気に動いている証拠です。
しかし中には、胎動が激しすぎて悩まされる場合もあります。
赤ちゃんは40分サイクルで寝たり起きたりを繰り返していて、胎動は、妊婦が寝ている間も起こります。眠れない程の痛みを伴う胎動だと、睡眠不足になってしまう妊婦もいます。
逆子の胎動について
逆子になると、多くは帝王切開での出産になります。これは、妊婦と赤ちゃんの安全を考えてのことです。帝王切開になると入院期間も長くなり、また、立ち合い出産ができなくなる可能性も出てきます。
逆子の状態が続くと、不安になる妊婦も多いですが、自然に治るケースがほとんどです。妊娠30週頃までは、赤ちゃんも小さく、子宮の中で動き回ることができますので、それほど過度に心配する必要はありません。
逆子になると頭が上になりますので、赤ちゃんが動く位置がかわり、胎動の感じ方も通常とは異なります。胎動の痛みを感じる位置によって逆子に気づく場合もありますので、胎動を意識しながら過ごすようにしましょう。
逆子の胎動の特徴とは
通常の胎動は、胃の下からおへその上あたりで感じることが多いです。しかし、逆子の場合は、おへその下から膀胱付近で胎動が感じられます。
これは、赤ちゃんの足が下にあるためです。足は身体の中で一番力が強いため、足でおへその下あたりを蹴られると、下腹部に痛みを感じることになります。
他にも、膀胱に痛みが感じられる、頻尿になる、子宮の下あたりがよく動く、お腹が頻繁に張るなどの特徴があります。
お腹にはあまり胎動が感じられず、おへその下あたりに動きを感じるようになると、逆子である可能性が高いです。
逆子の胎動は痛い?
逆子の胎動の位置は通常とは異なり、おへその下あたりで動きを感じますが、痛みの強弱についてはどうでしょうか。逆子は本来頭が下にあるのが、上にあるという胎位の違いだけで、それ以外は通常と変わりはありません。
逆子だからといって特に胎動が大きくて痛くなりやすいということはないといわれています。痛みの強弱よりも、痛みの位置の違いを意識するようにしましょう。
また、胎動は赤ちゃんが元気に成長している証拠です。胎動の頻度がいつもより少なかったり、感じられなくなったりしたら、赤ちゃんに何か問題が起きている可能性があります。早急に病院に相談するようにしましょう。
胎動が痛い場合の対処法とは
胎動が激しいと妊婦も睡眠不足になって辛いと思います。夜の胎動を抑えることはできませんので、昼間赤ちゃんが静かにしている間に、眠るなどして対処するようにしましょう。
胎動が激しくて辛い場合は、クッションを利用して、楽な姿勢で横になると効果的です。仰向けで寝るよりも、横向きになると辛さが軽減される場合があります。
胎動がいつもより痛いと、逆子になったのではと考える妊婦もいると思います。しかし、痛みを感じる位置が通常と違うのであり、痛みの強弱は変わりません。
逆子の状態が続くと不安になると思いますが、自然と治るケースが多いので、あまりストレスをためすぎないようにしましょう。胎動は赤ちゃんが元気な証拠です。
胎動があれば赤ちゃんに話しかけるなどして、上手に痛みによるストレスを発散させるようにしましょう。
まとめ
逆子の胎動は痛いの?胎動の感じ方の違いについて知ろう
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逆子の胎動について
逆子の胎動の特徴とは
逆子の胎動は痛い?
胎動が痛い場合の対処法とは