妊娠初期の辛いつわりなどの症状が落ち着くと一段落します。そして早ければ19週程度で胎動を感じるようになります。この時のトラブで意外と多いのが逆子です。意外と多い 逆子 は 胎動 でも気づくことができます。今回は逆子の治し方についても説明します。
意外と多い逆子は胎動で気づく!?逆子の治し方も紹介
逆子には種類がある
逆子は子宮の中で赤ちゃんのお尻や足が下に向いていることを言います。逆子は主に4つの種類にわけられます。
まず1つ目は赤ちゃんが体育座りをして、お尻と足の高さが同じ状態の複殿位です。複殿位は赤ちゃんのお尻は下側を向いています。2つ目は単殿位です。単殿位はUの字に体を曲げていて両足を上げた状態でお尻が下向きになっています。
3つ目は足位で足先が子宮口側になっていて足をピンと伸ばして立った状態を言います。4つ目は膝位で膝立ちのまま足を曲げている状態を言います。この場合は膝が子宮口を向いています。
逆子の胎動の感じ方は
通常の胎動はへそ上や胃のすぐ下周辺で感じますが逆子だと胎動を感じる位置が違います。逆子の胎動の特徴を幾つか紹介しましょう。
まず1つ目は下腹部を蹴られている感じが強い胎動です。この胎動では膀胱を刺激されてしまうので頻繁にトイレに行きたく成ります。2つ目は子宮の下側で動いている感じを受け立った時に痛みを感じる人もいます。
3つ目はやはり子宮口付近で蹴られている感じを受け、人によってはお腹が張ってしまう人もいます。逆子の場合は子宮口や膀胱付近を蹴られる人が多いです。
逆子になったら気をつけること
逆子になると本来上の方で感じる胎動が下の下腹部付近で感じてしまいます。そのため逆子の方がお腹に張りが強くでてしまう傾向にあります。お腹が張ったら休むようにしましょう。また破水をしてしまったらパニックになって動かずにすぐに病院へ行きましょう。
逆子の場合、羊水が流れ出やすく赤ちゃんが呼吸ができずに酸欠状態に陥る可能性があります。妊娠後期になっても逆子が治らなかった場合は注意が必要です。逆子が治るまでは激しい運動や重い荷物を持つことはやめましょう。
マタニティ用のヨガなども医師に相談のうえ続けて良いか確認することを忘れずに行いましょう。体の冷えは大敵です。冷えは子宮に上手く血行がよく回らなくなりお腹が張りやすくなります。夏でも冬でも暖かい格好をするように心がけます。
心配しないで。逆子は治る!
逆子になっても大体の人が妊娠28周くらいまでに治ります。28週までは赤ちゃんがまだ小さいのでお腹の中で自由に動きまわることができます。健診で逆子だと言われても次の健診でもう治ってしまったと言う人もたくさんいます。
赤ちゃんが成長すると頭がどんどん重くなるので自然と頭が下に向いてきて逆子が遅くとも30週頃までに治ると言われています。あまり心配せずにゆったりとした気持ちで構えていましょう。
しかし逆子が28週を超えても治らない場合は病院から逆子体操をするように勧められます。その場合はしっかりと指示に従って逆子体操をするようにしましょう。
気になる逆子の治し方
大丈夫と言われても母親からしたら本当に治るか心配なことでしょう。逆子を治す方法をいくつか紹介します。
1つ目は冷えと姿勢に気をつけることです。体が冷えると赤ちゃんも動きにくくなってしまいます。猫背の場合もお腹が狭くなり動きにくくなります。なるべく姿勢を意識して気をつけるようにし、体を冷やさないようにしましょう。
2つ目は逆子体操です。逆子体操は病院でやり方をしっかりと聞くことをお勧めします。赤ちゃんの体の向きで左右どちらかを下にするかが決まってきます。これは病院で調べてみないとわかりません。
3つ目は鍼灸治療です。冷えを改善することで逆子を治すと言われています。数回通って治る人もいるので試してみても良いでしょう。
逆子体操や鍼灸治療はお腹が張っている時はやめましょう。逆子の胎動は通常よりも強く痛く感じる人が多いです。無理をせずにあまり痛い場合は先生へ相談してみましょう。
まとめ
意外と多い逆子は胎動で気づく!?逆子の治し方も紹介
逆子には種類がある
逆子の胎動の感じ方は
逆子になったら気をつけること
心配しないで。逆子は治る!