待ち焦がれていた妊娠。妊娠初期は特に赤ちゃんが無事に育つよう不安な気持ちで生活している人も多いことでしょう。実際妊娠してから約15%の人が流産をしてしまうと言うデータもあります。
今回は 流産 の気になる 兆候 を徹底説明します。
流産の気になる兆候。徹底説明
妊娠初期は最も注意が必要!兆候は?
妊娠初期はお腹の状態や胎児の状態が非常に不安定です。妊娠から出産までに90%の人が妊娠初期の間に流産をしてしまいます。この時期は最も注意が必要です。初期の流産の兆候を紹介します。
1つ目はつわりがなくなることです。今まで重かったつわりが嘘のようになくなってしまった場合は注意が必要です。
2つ目は不正出血や腹痛、腰痛です。出血は人によって少量の出血が続く場合もあれば、大量に出血する人もいます。激痛を感じたらすぐに病院を受診しましょう。
他にもお腹が張ったり、基礎体温が下がったりする場合もあります。何か気になる点があれば早い内に病院を受診することをお勧めします。
初期の流産の予防方法は?
初期の流産がほとんどが胎児の染色体異常などが原因でおこります。胎児に異常があった場合は母親の努力だけでは流産を防ぐことは難しいのです。決して自分を責めないでください。しかし万全の対策をとることが好ましいので母体側でできる予防方法を説明します。
1つ目は煙草を控えることです。喫煙は胎児の発育に悪い影響を与えるだけでなく流産や早産の原因になります。妊婦さんだけでなく、周りの人が吸っている煙草の煙も有害です。自分も控えるとともに周りの人にも協力をしてもらいましょう。
2つ目は葉酸を摂取することです。葉酸は赤ちゃんの細胞を作ってくれますが通常の食事では摂取しにくいです。サプリメントを活用して葉酸を摂取するようにしましょう。
3つ目は冷え予防です。冷えは子宮を収縮させ、血流を悪くします。血流が悪いと赤ちゃんに栄養が行かなくなってしまいます。ホッカイロを使用したり、インナーを着たりして体を温めるようにしましょう。
流産ではない?化学流産とは
化学流産とは受精したけれど着床が続かない状態のことを言います。この状態は流産の中のかなり初期の時におこる症状で、普通の生理と似ていて気づきにくいです。医学的には流産とは言いません。
現在では妊娠検査薬の性能が発達しているため、早い段階で陽性反応がでますが医師が認める流産は胎芽の成長が認められたあととなっています。
化学流産の兆候は鮮やかな鮮血や生理痛がいつもより重いなどがあります。病院に行き、処置する必要もありません。
自覚症状がない!?稽留流産の兆候とは
胎児の染色体異常などによる流産で、胎児がお腹の中で亡くなっているのに妊娠が継続し続ける状態のことを稽留流産と言います。
胎児の染色体異常の他にストレスも原因となっているようです。ストレスで子宮の周りの血行が悪くなると健康な卵子ができにくくなります。健康でない卵子ができると染色体異常をおこしやすくなり、結果稽留流産に繋がってしまいます。
稽留流産は目に見える自覚症状がない場合が多いです。稽留流産の兆候は基礎体温が下がることと、つわりが軽くなることです。この2つの症状がでたら一度病院で相談してみましょう。
流産してしまったら…自分を責めないで
流産後はまた少しの期間をおいて妊娠をすることができます。ストレスや焦りは排卵リズムが狂う原因となるのでゆっくりと落ち着いた生活をしましょう。待ち望んだ赤ちゃんをなくした悲しみが大きく、そのまま鬱症状があらわれる人もいます。
まずは体の回復だけでなく心の回復をしっかりとしましょう。夫婦でよく話し合って気持ちを共有し次のステップに進むようにしましょう。
流産の兆候は人によってもいろいろあり、違います。いつもと違うと感じたらすぐにかかりつけの病院を受診しましょう。
まとめ
流産の気になる兆候。徹底説明
妊娠初期は最も注意が必要!兆候は?
初期の流産の予防方法は?
流産ではない?化学流産とは
自覚症状がない!?稽留流産の兆候とは
流産してしまったら…自分を責めないで