妊娠がわかり、日々自分のお腹が大きくなることに幸せを感じていると思います。しかし、臨月が近づくにつれ不安なことといえば、分娩です。何も知らず、初めての分娩をむかえるのはとても不安なことです。
人によって、分娩にとても時間がかかる場合もあります。また、おしるしはお産の始まりのサインでもあります。
そのため、 おしるしから陣痛まで の平均 時間や流れを知っておくことが大切です。
おしるしから陣痛までの平均はどのくらい?(前編)
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分娩とは
胎児およびその付属物が、子宮から母体の外に完全に排出、あるいは娩出される現象をいいます。出産も分娩と同じ意味で使われていますが、母体を中心に考えた場合は分娩を用い、胎児を中心とした場合には出産を用います。
また、初産婦のうち、35歳以上の者を高年初産婦といいます。
そもそもおしるしとは
出血が混じった少量のおりもののことです。なぜ出血するかというと、子宮口が開き始めると、卵膜という赤ちゃんを包む薄い膜が子宮壁から少しずつずれることにより、血液がにじみ出てきます。このにじみ出てきた血液が、おりものに混じるためです。
おしるしがあった場合の対処
おしるしがあっただけでは、お産になることはありません。そのため、入院する必要もありません。
生理用のナプキンを当て、陣痛がくるまで待ちます。生理用のナプキンは清潔を保つために、汚れたら放置せず、定期的に新しいナプキンに変えてください。また、おしるしがこないまま、陣痛が始まる人もいます。
おしるしの色
個人差がありますが、だいたいピンク~赤~褐色です。
おしるしから陣痛までの平均
個人差があるため、正確な平均時間はわかりませんが、おしるしがあってから2~3日以内に分娩が開始することが多いです。
注意点
37週以降の妊婦検診では、内診の刺激により一時的に出血することがあります。この出血は心配ありません。しかし、生理の2、3日目より多い出血のとき、出血が続くとき、血の塊が出たときなどは要注意です。すぐにかかりつけの病院や産婦人科に電話をしましょう。
まとめ
おしるしから陣痛までの平均はどのくらい?(前編)
分娩とは
そもそもおしるしとは