おしるしが来て出産も間近になり、楽しみや不安な気持ちが高まります。しかし、 おしるし が来たにも関わらず2、3日経っても 陣痛 が こない 、痛みが来たと思ったら治まってしまったり、不安に思う事も多く心配になる人もいるはずです。
おしるしが来てから陣痛に繋がるまで、また出産に繋がるまでの時間は、妊婦さんによってそれぞれ違います。
おしるしが来ても陣痛は直ぐこない
おしるしとは
「おしるし」はおりものの一種です。出産が近くなると赤ちゃんを包んでいた「卵膜」という袋が剥がれることで出血します。そのため少量の血、あるいは血の混ざった茶色やピンク色のおりものなどが出るのです。
また、今まで子宮口の蓋となっていた、「粘液栓」と呼ばれるゼリー状の物が剥がれ落ちることにより子宮が収縮し始め、子宮頸管の粘液と混ざって外に出てくる事もあります。
おしるしは必ず来る訳ではない
おしるしは必ず起こるものではありません。妊婦さんの半分はおしるしを体験せずに陣痛が来ています。おしるしが来てから入院準備をしようと考える人もいますが、来ない人もいるので準備をする目安にはなりません。臨月に入ったら入院準備はしておきましょう。
おしるしと陣痛の関係
おしるしは陣痛が起こるサインだと言われています。おしるしは一般的に出産予定日近くに起こり、そこから早ければ半日~1日後に陣痛が来る人もいます。
これは人によって異なります。スムーズに行く人もいれば、なかなか陣痛が起こらずおしるしがあってから1週間後に陣痛が来る人、陣痛が来たと思ったら治まってしまう人、そのような状況を何回か繰り返す人、など出産に繋がるまでは十人十色です。
必ず陣痛に繋がるとは限らない
陣痛にも種類があり、前駆陣痛と言って陣痛の練習のような痛みが起こることもあります。おしるしが必ず本陣痛に繋がるとは限りません。また前駆陣痛は本陣痛に繋がることもあれば、そのまま痛みがなくなってしまうこともあるのです。
人によってはおしるしが1回とは限らず、2、3日続くことや何回か出ることもあるので、妊娠にもさまざまな傾向があるように、おしるしから出産までも決まりはありません。
前駆陣痛か本陣痛かを知るには
おしるしが来たらまずは病院に相談してみるのが良いかもしれません。その後陣痛が来たら、陣痛の来る間隔を調べてみましょう。定期的に、ある程度の時間が決まって陣痛が起こる場合は本陣痛の可能性が高いです。不定期の場合は前駆陣痛かもしれません。
注意する点
出血の量が生理のように多い、いつまでもだらだらと続く、激しい痛みを伴う時は病院を受診しましょう。
また、おりものではなく破水をしている可能性もあります。陣痛が来ていない内の破水は、子宮内に細菌が入ってしまうこともありますので、水っぽい物がだらだらと出続ける時は直ぐに病院へ連絡しましょう。
おしるしが来ても焦らず対処する
おしるしが来ても焦らないでください。直ぐに陣痛が来る訳ではないので、まずは入院の準備を確認しましょう。この間に心の準備もしておきましょう。
初産の人は不安で仕方がないと思うことが多いかもしれません。そのような時は躊躇せずに1度病院に電話し相談してください。気持ちに余裕を持つことも大切です。
おしるし後、陣痛が来る気配がなかったとしても、出産が間近に迫っているのは確かです。楽しみに待ちながら、無理をせず過ごしましょう。
まとめ
おしるしが来ても陣痛は直ぐこない
おしるしとは
おしるしは必ず来る訳ではない
おしるしと陣痛の関係
必ず陣痛に繋がるとは限らない
前駆陣痛か本陣痛かを知るには
注意する点
おしるしが来ても焦らず対処する