出産が近づいてくると、おしるしがみられる場合があります。 おしるし は個人差があるため、何日も 続く 場合もあれば 茶色 っぽいようなおしるしがみられる場合もあります。
このような場合、特にはじめてのお産の方は心配になるかと思います。このとき、身体にはなにがおきているのでしょうか。
おしるしが続く場合や茶色の場合には異常がある？
おしるしとは？
おしるしは、出産が近づいてくると、子宮口が開いくにつれて卵膜がはがれることで出血がおきる場合があります。
このときにおきた出血がおりものに混ざっているものがおしるしとよばれており、ピンクや赤、茶色など人によって色が異なります。
赤やピンクの場合には出血かな？と感じる方も多いと思いますが、茶色の場合には心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、特に心配することはありません。茶色くなっているものは、出血したものが酸化して出てきているだけといわれています。
おしるしには個人差がある
おしるしはおりものに血液が混ざった状態なのですが、おしるしは血液の色や量、回数などにも個人差があります。そもそも、おしるしがないといった方もいらっしゃいます。
おしるしが来たら出産が始まる！と思っている方も多いかと思いますが、おしるしがなく、急に陣痛が始まるという方もなかにはいらっしゃるので、おしるしが必ずくるとは限りません。
また、おしるしがみられてからすぐに陣痛が始まる方もいれば、一週間以上経っても陣痛が始まらない方もいるため、おしるしがあった場合には気になる場合には病院へ連絡をしてみましょう。
茶色のおしるしの原因
おしるしの色には個人差があるといいましたが、茶色のおしるしは特に問題はありません。
先ほども少し説明しましたが、茶色のおしるしの場合、血液が酸化して出てきた状態です。いわば、古い血液が体外に排出されているということなのです。
反対にいうと、真っ赤な血液の混じったおしるしの場合には出血がおきてからすぐに体外へ排出されている合図なのです。
つまり、おしるしの色によって身体の外に排出されるまでかかっている時間がわかるのです。
茶色のおしるしが続く場合
茶色のおしるしは特に心配する必要はないといわれていますが、茶色のおしるしが何日も続く場合はどうでしょうか。
おしるしは人によって何日も続く場合もあれば１回みられただけでその後は全くみられない方もいらっしゃいます。そのため、茶色のおしるしが数日続く場合では特に心配することはありません。
しかし、あまりにも長く続いているのにも関わらず、陣痛が始まらない場合や出血量が日に日に増えてきているといったようなあきらかな異常がみられる場合にはなんらかの異変が身体におきている可能性が非常に高いため、すぐに病院へ連絡をし、病院の指示によってはすぐに病院へ行く必要があります。
異変にいち早く気がつくためにも、おしるしが始まったと思ったらおしるしがはじまった日や毎回の出血量、その際に腹痛があるかどうかを確認しておきましょう。
出産へ向けて心の準備をしましょう
おしるしから陣痛までの期間は人によってさまざまですが、おしるしが来たからもう少しで陣痛がくるかも！と期待を膨らませすぎてしまうと、それ自体がストレスとなってしまう可能性があります。
出産間近になってストレスを感じてしまうと、分娩に支障がでてくる可能性や、赤ちゃんが出にくくなってしまうことがあります。
そのため、おしるしがみられた場合、焦る気持ちもあるかとは思いますが、できる限りゆったりとした気分を保つように心がけることをおすすめします。
あくまでもおしるしは出産徴候のひとつの目安になるということを忘れないでください。
まとめ
おしるしが続く場合や茶色の場合には異常がある？
おしるしとは？
おしるしには個人差がある
茶色のおしるしは異常？
茶色のおしるしが続く場合
出産へ向けて心の準備をしましょう