女性にとってはデリケートゾーンの悩みのひとつにもなっている オリモノ ですが、実は妊娠の兆候を見極めるための大切なサインなのです。
特に 妊娠 の 初期 を見極めることができると赤ちゃん、お母さんともに危険を回避することもできます。そのためにもどのような変化がおきるのかをご紹介します。
オリモノの変化を見極めて妊娠初期を知る！
オリモノの変化は生理周期に影響を受ける？
そもそもオリモノとはどうして身体から排出されているのでしょうか。オリモノは下着につくと不快感があるうえ、臭いも感じる場合があり、女性にとってはデリケートゾーンの悩みでもありますよね。
しかし、オリモノには身体を細菌から守る、妊娠の手助けをするなど女性にとってはなくてはならない存在なのです。
さらに、このオリモノは生理周期によって分泌の量や色、状態に変化がおきます。生理直後からは分泌量が減り色は透明なものになります。
また、排卵日を境に分泌量が増え、白っぽい色になっていきます。そして再び生理が近づくとオリモノの量は減っていきます。これは、女性ホルモンの分泌量の影響を受けるためともいわれています。
妊娠初期のオリモノの変化とは？
生理が近づいてくると、本来オリモノの量は減少していきますが、妊娠が成立すると、胎児などを細菌から守ろうとオリモノの分泌量は増えたままの状態になっているのです。
生理直前から生理予定日のこの時期はいわゆる妊娠初期を指しています。
また、色の変化もよくみられます。妊娠初期にさしかかると、多くの方のオリモノが黄色がかったような色になるといわれています。これは、妊娠が成立すると黄体ホルモンの分泌が多くなるためです。
さらになかには数日間茶色がかったような色になる方もいます。これは、着床出血の影響を受けています。
妊娠を成立させるためには、子宮内膜へ赤ちゃんがしっかりと根をはることが大切なのですが、このとき、子宮内膜に傷がつくことがあり、この際の出血が着床出血とよばれ茶色がかったオリモノの正体なのです。
オリモノが変化。これは正常？それとも、異常？
先ほど、妊娠に対してのオリモノの変化をお伝えしましたが、明らかに異常な見た目や、臭いがする場合には妊娠の兆候ではなく、身体がなんらかの病気に感染している合図かもしれません。
その場合には、様子をみることも大切ですが、あまりにも長い日数で続く場合には婦人科へ受診することをおすすめします。
この変化を見逃し、放っておいてしまうと取り返しのつかない最悪の事態を招いてしまう可能性もありますので、気になることがあれば一日でも早く病院の先生に診察してもらいましょう。
オリモノの変化だけで妊娠を判断しないこと
妊婦さんのなかにはなんの変化もなく妊娠していたという場合もありますが、オリモノの変化は妊娠初期の兆候としては比較的判断がしやすいといわれています。
ただ、オリモノの変化のみで妊娠を確定することはできません。
オリモノが変化したからといって、必ず妊娠しているわけでもありません。
確実に自分で判断するには妊娠検査薬を使うことが推奨されていますが、この妊娠検査薬は生理予定日１週間以上経過しなければ使用できません。
この検査結果が出る間に喫煙や飲酒をおこなってしまうと胎児に影響がある場合もあります。そのため、自分の身体から発せられる合図を逃さないようにしましょう。
それは、基礎体温の変化です。
基礎体温の高温期が２週間以上続くと妊娠の可能性がおおいに考えられますので、できるだけ喫煙や飲酒を控え、生活リズムを整えておくことをおすすめします。
妊娠初期になるべく早く健康的な生活を送ることがその後に大きく影響してきますので、日ごろからしっかりと自分自身の身体に目を向け、変化に敏感になることが大切になります。
まとめ
オリモノの変化を見極めて妊娠初期を知る！
オリモノの変化は生理周期に影響を受ける？
妊娠初期のオリモノの変化とは？
オリモノが変化。これは正常？それとも、異常？
オリモノの変化だけで妊娠を判断しないこと