オリモノ をチェックしていると 水っぽい 場合やにおいが 臭い 場合などいつもと違った様子がみられることがあります。生理後すぐの場合には特に問題はないといわれていますが、それ以外の期間の場合には病気や感染症の可能性があるため、注意が必要です。
ではどのような病気や感染症があるのかをご紹介します。
オリモノが水っぽい・臭い場合には注意が必要！
オリモノの役割とは
オリモノには、身体を細菌から守ることや、妊娠をスムーズに成立させるためのお手伝いをしてくれるとても大切なはたらきがあります。
特に生理の前になるとオリモノの量や色、臭いなどの変化が顕著にみられますが、そのほかにも体調の変化によってもオリモノの状態を変えて体調不良を知らせてくれるのです。
細菌感染や炎症の可能性
オリモノが黄緑色や水っぽい場合には細菌に感染している可能性やトリコモナス膣炎という炎症を起こしている可能性があります。
一般的にトリコモナス膣炎は黄緑色のオリモノが特徴的といわれていますが、水っぽいオリモノが出ている場合にも感染している可能性があるのです。
特に、トリコモナス膣炎の場合には放置してしまうと、不妊につながる原因になってしまう可能性があるので、オリモノに異常がみられた場合にはすぐに産婦人科で検査を受けることをおすすめします。
またトリコモナス膣炎でない場合でもなんらかの細菌に感染していることがあるため、注意が必要になります。
クラミジア頸管炎の可能性
オリモノが水っぽい場合や臭いが気になる場合にはクラミジア頸管炎の可能性もあります。
クラミジア頸管炎には自覚症状がなく、オリモノの変化を見逃してしまうと症状が進行してしまうので、オリモノの変化にいち早く気がつくことが重要です。
症状が進行してしまうと、オリモノのほかに膿や血が混ざってしまうこともあるので、このような場合には早急に病院へいきましょう。
早期に発見すれば１週間ほどで完治するといわれていますが、重症化してしまうと卵管炎などほかの病衣を合併してしまうこともあります。
子宮ガンの可能性
命に関わってくる病気の一つとして子宮ガンの場合にも水っぽいオリモノがみられる場合があります。場合には出血をともなう場合もありますが、水っぽいオリモノの場合にも注意が必要です。
子宮ガンは主に５０代から６０代で発症することが多いといわれていますが、近年はどの年代でも発病率が増えてきているため注意が必要です。
病気以外の場合
オリモノが水っぽい場合、病気以外にも妊娠の可能性があります。
妊娠が成立するとホルモンバランスが変化しオリモノの量が増える、水っぽくなる、臭いが変化するといったような変化がみられるため、妊娠を希望している方はオリモノの変化も気にしてみることをおすすめします。
また、基礎体温のチェックも同時におこなっていると妊娠の可能性か病気の可能性かを見極めることもできるのでおすすめです。
変化を感じたら病院へ！
オリモノの状態が変化した場合、それが病気や感染症の場合なのかそれとも妊娠をしたのかは自分自身での判断はつきずらいものです。
生理後１週間以内のオリモノの変化は特に問題はないといわれていますが、それ以外の期間での変化の場合には病気などの可能性を視野に入れることが大切です。
命に関わる場合や妊娠に大きく関係する感染症ばかりのため、少し気になる点があればすぐに産婦人科にいって検査を受けることをおすすめします。
また、オリモノの量や状態が変化していると感じた場合にはオリモノシートをこまめに変えることで余計な感染を防ぐこともできるので、こまめに変えるようにしましょう。
まとめ
オリモノが水っぽい・臭い場合には注意が必要！
オリモノの役割とは
細菌感染や炎症の可能性
クラミジア頸管炎の可能性
子宮ガンの可能性
病気以外の場合
変化を感じたら病院へ！