オリモノは下着を汚してしまうなど女性にとっては悩みのひとつでもあります。ただ、この オリモノ はよく観察していると、日々 変化 していることがわかるのです。身体の不調や妊娠の兆候などをいち早く察知することもできます。
今回は妊娠の兆候の場合の変化についてご紹介します。
オリモノの変化で妊娠がわかる!?
オリモノの役割
オリモノとは、身体からの分泌液のひとつであり、妊娠をサポートする役割や身体を細菌から守るはたらきがあります。このオリモノは生理周期にあわせて状態や、色、量を変化させるといわれています。
特に、妊娠をするために身体が発達している20代から30代でオリモノの分泌は活発になるといわれています。ただ、オリモノの量や状態、色などは個人差があるので、普段から自分自身のオリモノの状態を確認しておくことが重要です。
妊娠するとオリモノの量は増える
妊娠したことを身体が察知すると、お腹の中の赤ちゃんを細菌から守るためにオリモノの量を増やします。これは、女性ホルモンのはたらきによるものといわれています。
なかには、妊娠初期であっても、オリモノの量が減ったという方もいらっしゃいますが、多くの方の場合オリモノの量が増えたといわれています。
オリモノの状態はサラサラになる
妊娠初期には、オリモノの状態は粘りのある状態からサラサラとした状態に変化します。これもまた、妊娠をすることによる女性ホルモンの分泌量の変化が原因となっています。
先ほどの症状である、オリモノの量と状態が変化すると、妊娠している可能性が高いと思われます。
しかし、もともとの状態がサラサラな方もなかにはいらっしゃるので、必ずしもこの状態の変化が妊娠の可能性につながるとは限らないことも頭の片隅に置いておいてください。
オリモノの色の変化
オリモノの量や状態の変化は感じられない方もなかにはいらっしゃいます。しかし、この色の変化に関しては感じることができる方も多いといわれています。オリモノの色は、白色や黄色、透明など個人差や時期によっても異なります。
しかし、妊娠した場合には、それぞれの色が濃くなるため、これまでの変化の条件のなかでは比較的目に見てすぐにわかる変化だといわれています。
また、色の変化によっては、注意が必要な場合もあります。オリモノの色が茶色になった場合には過去の出血があらわれている場合があるので、特に注意する必要はないといわれています。
薄いピンク色や濃い赤色の場合には最近の出血の場合があり、妊娠初期の場合には、渓流流産の可能性や、ある程度妊娠週数が経過している方では切迫流産や早産の可能性が考えられるので、すぐに病院へいくことをおすすめします。
妊娠すると臭いにも変化が
妊娠をすると、オリモノの状態の変化だけでなく、臭いにも変化がおきます。オリモノは普段の臭いとしては少し酸っぱい臭いします。しかし、妊娠をすると、酸っぱい臭いが弱くなり、なかには無臭になるという方もいらっしゃいます。
ですが、臭いの変化で注意が必要なのは、明らかな異臭がする場合です。特によくいわれる表現として、魚が腐ったような臭いがする場合には、下腹部の中で炎症がおきている場合がありますので、注意が必要です。
この際には、かゆみがある場合もあるので、比較的異常を発見しやすいといわれています。また、オリモノではなく、デリケートゾーン自体に臭いが感じられる場合があります。
この場合は妊娠にともなう自然現象であって、出産をすると元にもどることが多いので、特に気にかけることは必要ありませんが、よほど気になるのであれば、デリケートゾーン用のせっけんを使うことである程度臭いを抑えることができるともいわれているので使用してみてください。
まとめ
オリモノの変化で妊娠がわかる!?
オリモノの役割
妊娠するとオリモノの量は増える
オリモノの状態はサラサラになる
オリモノの色の変化
妊娠すると臭いにも変化が