女性にとって“ オリモノ ”はデリケートな問題のひとつです。ただでさえ気になる問題であるのにもかかわらず、生理前になると 茶色 に変色してしまう、 臭い がきつくなってしまうといった方がたくさんいます。
このような場合、身体になにか異常がおきているのでしょうか。
オリモノが茶色に変色や臭いなどの変化は異常?
オリモノの役割とは?
オリモノは女性の身体にとってとても大切なはたらきをしています。オリモノのはたらきとして代表的なものとしては、細菌などから女性の身体を守ること、また妊娠がスムーズに成立するようにサポートをするのです。
さらには、オリモノの色や臭いなどの状態を変化させ、そのときに最適な状態を保つだけでなく、身体の健康状態や身体に起きている変化を教えてくれる役割をしているのです。
そのため、オリモノの状態をしっかりチェックしておくことでいち早く身体の状態を把握すうることができるのです。
オリモノの正しい臭いとは?
身体が健康な状態のオリモノはほとんど臭いが気にならないといわれています。
しかし、オリモノ自体は酸性の傾向にありがちです。そのため少し酸っぱいような臭いがする場合もあります。
さらに生理の前には血液が混ざることもあり、普段よりも少し臭いがきつく感じられる場合もあります。
生理前のオリモノが臭い理由
生理前になると、オリモノの臭いが気になる方も多いのではないでしょうか。突然のオリモノの変化のためなにか病気に感染したかな?と気になってしまう方もいらっしゃるかと思います。
生理前になるとホルモンバランスの変化や血液が混ざることなどから、オリモノの臭いがきつくなる傾向にあります。
そのほかにも皮脂の量が増え雑菌の繁殖を引き起こすなど大きく身体も変化するため日ごろ以上にケアをしておかなければ臭いが気になる原因になってしまうのです。
日ごろからかぶれや感染症の予防のためにもオリモノシートはこまめに変えることがおすすめですが、生理前に近づいてきた場合には普段よりも特にオリモノの状態には注意を向けてこまめにオリモノシートを変える、ビデなどを使用しケアをおこなうといったようにさまざまな対策をとることをおすすめします。
臭いが気になるときの対処法は?
生理前になると、オリモノの臭いがきつくなっていくのですが、臭いに対してはオリモノシートを普段よりもこまめに変える、ズボンよりもスカートを履くように意識し、なるべく風通しを良くしておくなどの方法があります。
生理前にはホルモンバランスが普段と変わってくることで、オリモノの臭いが変化してきます。
さらに、オリモノの量が増えるため、雑菌の繁殖を防ぐためにもこまめにオリモノシートの交換が必要になります。
オリモノが茶色の場合の注意点は?
茶色がかったオリモノでも、注意が必要な場合と特に注意が必要ない場合があります。
まず、注意が必要な場合は、異常な量の出血や臭いがきつい場合です。この場合には身体になにかの異変が起きていることがあるのです。
子宮頸がんなどの命に関わってくる場合の病気の場合もあるため、出血量が多い場合や臭いに異変がある場合にはなるべく早く病院で検査をすることをおすすめします。
反対に注意が必要ない場合では生理前後にみられる茶色がかったオリモノです。
生理前後の場合には経血や子宮内膜が剥がれ落ちてきたものが混ざるなど特に身体には異変はおきていないといわれています。
さらに、生理前の茶色のオリモノには妊娠の可能性があります。
赤ちゃんが子宮に定着しようとするために子宮内膜へもぐり込む際、子宮内膜の表面に傷をつけてしまうことが出血につながるといわれています。
そのため、妊娠を望んでいる方は特にオリモノの変化に注意してみましょう。
まとめ
オリモノが茶色に変色や臭いなどの変化は異常?
オリモノの役割とは?
オリモノの正しい臭いとは?
生理前のオリモノが臭い理由
臭いが気になるときの対処法は?
オリモノが茶色の場合の注意点は?