出産後、赤ちゃんを育てるために母乳がでてくるようになります。赤ちゃんが上手く飲んでくれているうちは良いですが、上手く母乳を飲めなくなったりすると乳腺炎になってしまう場合があります。乳腺炎になってしまうと激痛を感じて辛くなります。
今回は 乳腺炎 の しこり が取れない場合の原因と対処方法を紹介します。
乳腺炎のしこりが取れない!原因と対処方法
- 目次 -
乳腺炎のしこりの原因は一体何?
乳腺炎のしこりができてしまう原因を3つ紹介します。
1つ目は偏った食生活です。糖分が多い甘いお菓子や油っぽい食べ物は乳腺炎のしこりができる原因となってしまいます。母乳は血液なので、あまりにカロリーが高めの食事をしてしまうと血液がドロドロとし詰まりやすくなります。
2つ目は乳腺が元々細い人です。乳腺は生まれつき細い人と太い人がいます。乳腺が細い人は詰まりやすく、しこりができてしまいやすくなります。
3つ目はストレスや疲労が溜まっている場合です。ストレスや疲労が溜まると自律神経のバランスが崩れて血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなると乳腺に母乳が上手く流れなくなり乳腺炎になってしまいます。
乳腺炎のしこりを放置するとどうなる?
乳腺炎のしこりを放置すると、最初は赤みや腫れを感じる程度ですが、母乳内では細菌が大繁殖し、広がっていきます。そのため放置するほど悪化していきます。
細菌が繁殖すると乳腺に膿ができてしまいます。赤みや腫れの他に40度前後の熱が上がって非常に苦しい思いをすることになります。
さらにそのまま放置しておくと今度は膿が中で溢れて破裂する恐れがあります。酷い人は皮膚が破れてしまい穴があいてしまう人がいます。
こんな症状は病院へ!
乳腺炎は基本的に傷んだ胸をマッサージし、食事コントロールを行って乳腺炎のしこりをなくしていきます。
しかし中には既に化膿して膿ができている人もいます。この場合はマッサージだけではしこりがなくならない人もいるので病院へ行く必要があります。
主に、発熱をしていて悪寒がする人と、しこり部分が熱っぽく何をしてもなくならない人は、病院を受診することをお勧めします。病院では膿を切開して外に出す治療を行ってくれます。
乳腺炎のしこりができたら…対処方法!
しこりができてしまった時の対処方法を紹介します。
1つ目は赤ちゃんにいろいろな角度で授乳を行うことです。いつも同じ方向から授乳していると、通りが悪い乳腺はそのままで詰まってしまう恐れがあります。横抱きや縦抱き、いろいろな角度で授乳をするようにしましょう。
2つ目は搾乳をすることです。上手く赤ちゃんが母乳を飲んでくれない場合は搾乳をしましょう。飲み残しがあると乳腺が詰まってしまいます。
3つ目はよく休むことです。慣れない育児に疲れてしまうと乳腺が詰まる原因となってしまいます。赤ちゃんが寝たら一緒に横になって休むようにするなど工夫しましょう。
乳腺炎のしこりにじゃがいも湿布が効果的!
乳腺炎のしこりは熱を持ちやすく冷やすことが効果的と言われています。しかし冷えピタなどを使用すると体温が一気に下がってかえって体調が悪くなってしまう恐れがあります。
そのため、じゃがいもを擦った物を小麦粉で固めて酢を混ぜた物をキッチンペーパーなどにつけたじゃがいも湿布と呼ばれる湿布が効果的です。しこりにじゃがいも湿布をつけたら6時間前後で新しい湿布に張り替えるようにしましょう。
もしじゃがいもがない場合は、キャベツで同じように作って患部に貼るのも効果的です。
乳腺炎のしこりは放置しないこと!
しこりができたら母乳が詰まっていると言うことです。放置しないでマッサージをしたり、対処をしていきましょう。早めの対処で乳腺炎が軽く済む場合が多いです。
まとめ
乳腺炎のしこりが取れない!原因と対処方法
乳腺炎のしこりの原因は一体何?
乳腺炎のしこりを放置するとどうなる?
こんな症状は病院へ!
乳腺炎のしこりができたら…対処方法!
乳腺炎のしこりにじゃがいも湿布が効果的!
乳腺炎のしこりは放置しないこと!