赤ちゃんが母乳を上手く飲んでくれなくなったり、疲労やストレスなどが溜まると乳腺が詰まって炎症をおこしてしまうことがあります。これを乳腺炎と言います。乳腺炎は症状が悪化すると高熱がでたり激痛を感じたりします。
今回は 乳腺炎 になったら 病院 は何科を受診するのか、また治療方法は何かを紹介します。
乳腺炎になったら病院は何科?治療方法は?
こんな症状があらわれたら病院へ!
乳腺炎は自力でマッサージや食事をコントロールして治る場合と、悪化してしまい治らない場合があります。どんな症状があらわれたら病院を受診したら良いのか紹介します。
1つ目は発熱です。発熱している時は、乳腺の中でバイキンが大量に増殖している恐れがあります。
2つ目は激痛です。痛みがある時は自分でマッサージをすると余計炎症が酷くなる恐れがあります。激痛を感じる時は病院を受診しましょう。他にも関節痛や寒気を感じる場合は病院を受診しましょう。
病院を受診するなら何科が良いの?
乳腺炎になった場合、基本的に病院はどこを受診するのか定まっていません。
1つ目は出産を行った産婦人科です。相談もしやすいことでしょう。
2つ目は母乳外来のある助産院です。
3つ目は大学病院などにある乳腺専門科、または乳腺外科です。専門の看護師がいて乳腺のしこりを上手くとってくれます。
4つ目は内科または外科です。かかりつけの内科や外科でも治療はしてくれますが、母乳マッサージなどに理解がないとなかなか治らないこともあるかもしれません。
病院の選び方のポイントとは
乳腺炎になると体も辛く早く治したいと思っていることでしょう。病院の選び方のポイントをいくつか紹介します。
1つ目は母乳マッサージの技術が豊富な看護師がいる所を選ぶことです。母乳マッサージを勉強している看護師がいる場所を選びましょう。きちんと勉強している看護師がいる病院は混んでいる場合が多いので、患者の増減も参考にしてください。
2つ目は母乳育児を理解している病院を選ぶことです。母乳育児に理解がないと相談をするだけで終わってしまうこともあります。インターネットなどで事前に口コミなどを調べて行くようにしましょう。
乳腺炎の病院での治療方法は?
乳腺炎になった場合、病院での治療方法を紹介します。まずは発熱をしていたり激痛を感じている場合は、鎮痛剤を処方してくれます。また、ホルモン剤も処方され、乳腺に関係あるホルモンの分泌を抑制してくれます。ホルモン剤と鎮痛剤で痛みが緩和されていきます。
あまりに重症な人は点滴をする場合もあります。最後は、母乳マッサージです。専門の知識のある看護師が正しいやり方でマッサージをしてくれます。重度の症状があらわれている人は、乳腺にたまった膿を切開する治療を行うことになります。
医師に相談をすることもできるので、なるべく詳しく症状を話すようにしましょう。
病院の治療と並行して自宅で行えること!
病院の治療だけでは治るのに時間がかかってしまいます。自宅でもいくつかできることがあるので紹介します。
1つ目は冷やすことです。患部を冷やすことで痛みが緩和していきます。氷などを使用すると乳腺組織が傷ついてかえってしこりが固くなるので緩やかに冷やすようにしましょう。
2つ目は赤ちゃんに母乳を吸ってもらうことです。赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことが最も早い治療方法になります。痛いかもしれませんがなるべく飲んでもらうようにしましょう。
3つ目はゆっくり休むことです。育児や家事に追われ、疲れているとホルモンバランスが崩れ、余計に悪化してしまいます。
乳腺炎で病院に行くなら早めに!
乳腺炎で病院を受診する場合は、早めに予約をとって受診するようにしましょう。上手な病院の場合は混んでいて予約がとれない場合もあります。
まとめ
乳腺炎になったら病院は何科?治療方法は?
病院を受診するなら何科が良いの?
こんな症状があらわれたら病院へ!
病院の選び方のポイントとは
乳腺炎の病院での治療方法は?
病院の治療と並行して自宅で行えること!
乳腺炎で病院に行くなら早めに!