生理が遅れ妊娠検査薬で陽性反応が出たら、ほぼ妊娠確定です。初めての妊娠で、このあとはどうしたらよいのか? 妊娠したら どうなるのか?不安でドキドキしますね。あなたの中に芽生えた大切な命を育てて無事出産できるよう、今から準備を始めましょう!
妊娠したらどうしたらいいの?
妊娠したかな?
基礎体温が高温期の状態が継続していて、生理が2週間以上遅れていたら妊娠している可能性があります。生理予定日の1週間後を過ぎたら、ドラッグストアで購入できる妊娠検査薬で検査してみましょう。
妊娠検査薬の判定は90%以上の確率で正確なものですが、これだけでは正常な妊娠とはいえません。子宮外妊娠や化学流産といった異常妊娠の可能性もあるためです。確実に妊娠しているかどうか、正常な妊娠であるかどうかを産婦人科の病院に行って確かめてみましょう。
病院では検尿、体重と血圧の測定、内診、エコー検査などの検査を行います。およそ2週間後に再度受診して正確な判定が下されます。病院で正式に妊娠していると判定されたら市町村の役所や保健所で母子手帳が交付されます。
妊娠が確定すると出産を迎えるまで、妊娠の経過を確認したり、妊婦に異常がないか確認するために定期的に健診に通うようになります。検診の回数は病院にもよりますが一般的には、妊娠6か月までは月に1回、妊娠7か月から9か月は月に2回、10ヵ月になると週1回となります。
妊婦健診の費用補助について
定期的に通う妊婦健診は1回あたり5千円~1万5千円で検診は合計で10回~20回となっていますので、合計10万円以上かかります。しかし最近は、妊婦健診に対して自治体が補助金を出しているところが増えているので、最寄りの役所や保健所で確認してみましょう。
補助の内容は自治体によって様々ですが、検診費用が数回分無料になったり、対象の検査費が無料になることが多いようです。
妊娠したら気をつけること
妊娠したらもう自分一人の身体ではありません。妊婦の生活環境がそのまま胎児に影響を及ぼしますので、生活習慣を見直してみましょう。
特に気をつけたいのは、タバコとお酒です。タバコは血管を収縮させ胎児に必要な酸素や栄養が行き届かなくなります。そのため低体重児になったり知能や発育の遅れを起す可能性があります。
一方お酒の成分は胎盤を通してそのまま胎児へ送られてしまいます。毎日飲み続けていると脳や身体に障害が出ることがありますので、妊娠中は控えましょう。
その他にも薬の服用や運動なども安定期に入るまでは控えた方が良いでしょう。薬は妊娠中でも服用できるものもありますので、必ず医師に相談して処方してもらいましょう。
妊娠中に摂りたい3大栄養素
妊娠中に特に摂りたい栄養素は葉酸です。葉酸は妊娠初期に摂ると受精卵の細胞分裂が活発化し成長を促す効果があることが分かっています。また流産や神経障害のリスクも減ると言われています。
他にも妊娠すると胎児に送る血液が必要になり、体内の血液の量も大幅に増えるため、鉄分やカルシウムも不足します。貧血や骨密度の低下を招くことも多いため、意識して摂取するようにしましょう。
両親や会社にはいつ報告すればよいのでしょう?
妊娠しても6か月の安定期に入るまでは流産の可能性もあるため、初期の段階で親や職場に報告するのを控える人も多いですが、早めに知らせることで周りの人達にフォローしてもらえるようになります。
妊娠が経過するにつれ、思うように動けなくなることもあるので、両親に話しておくと力になってくれるでしょう。また職場では、つわりなどの体調不良で欠勤した場合の対策も立てやすくなるので、直属の上司などには伝えておくようにしましょう。
まとめ
妊娠したらどうしたらいいの?
妊娠したかな?
妊婦健診の費用補助について
妊娠したら気をつけること
妊娠中に摂りたい3大栄養素
両親や会社にはいつ報告すればよいのでしょう?