妊娠初期 には 出血 がおきやすいといわれています。出血する際には色や量などがさまざまですが、真っ赤な 鮮血 であった場合には注意が必要といわれています。
これは、 少量 である場合でも注意が必要です。では、このような出血がある場合には身体になにがおきているのでしょうか。
妊娠初期に出血があった!色が鮮血で少量の場合は注意
妊娠初期の身体の状態
妊娠初期とは妊娠2ヶ月から4ヶ月の時期をさしています。
妊娠初期には妊娠に気がつきにくい場合もありますが、つわりがはじまる方も多くいるため、つわりによって妊娠に気がつく方もいます。
身体の変化も少しずつ始まりますが、精神的にもストレスがたまりやすくなるなど、さまざまな変化がみられます。
妊娠初期には出血がおきやすい
妊娠初期には子宮内膜に血液がたまりはじめてしまい、妊娠する前の状態と比べてみると出血しやすい状態にあります。
この時期には出血がおきやすいため、出血がおきても心配しなくてもよいケースもあります。
妊娠初期に出血がおきる原因がいくつかあります。
まず、着床出血です。これは、妊娠する際に子宮内膜に傷をつけてしまうことで出血がおきる状態です。この場合には特に心配することはないといわれています。
そのほかにも、絨毛膜下血腫や子宮膣部びらん、子宮頚管ポリープなどの症状も妊娠初期におこりやすい症状で、出血がおきやすいといわれています。
これらの症状は早期に発見すると治療も短くすみ、予後も良好なため、出血がみられた場合にはすぐに病院へいきましょう。
また、定期的な妊婦検診によっても病状をみつけることができるといわれています。
妊娠初期の出血が鮮血の場合
妊娠初期の出血が鮮血の場合には、注意が必要な場合もあります。
妊娠初期だけでなく、妊娠中には出血がおこることもありますが、ピンク色や茶色の場合もありますが、なかでも真っ赤な鮮血の場合には注意が必要です。
また、さらさらとした血液のほかにも、血液が固まったようなものがでてくる場合もあります。このような場合には身体にどのような症状がおきているのでしょうか。
真っ赤な出血がでてきた場合には、身体に子宮外妊娠や早期流産、胞状奇胎などが考えられます。
これらの場合には出血のほかにも腹痛がみられることがあります。そのため、出血だけでなく、腹痛がある場合にはすぐに病院へいくことをおすすめします。
自分で判断しないこと
妊娠中に出血がおきてしまうと、心配になってしまう方も多いかと思います。ただし、出血の量にも個人差があり、ほんのわずかな場合もあります。
目にみえるかみえないかくらいの微量な出血の場合には、気のせいかな…?とも思い放っておいてしまう方もいるかもしれません。
しかし、自分自身で判断することはこれからの妊娠生活を送る上でも非常に危険です。わずか微量な場合でも、流産の兆候である場合もあります。
そのため、ほんのわずかな出血の場合でも病院へいき原因をみつけることをおすすめします。
また、病院へいく際には出血がいつ頃おきたのか、またどのくらいの量で、色は何色なのかなど細かいことまで記録しておくことが大切です。
少しの変化であったとしても、原因追及の判断材料となるためきちんとお医者さんに伝えておきましょう。
無理をしないこと
妊娠中はもちろん、特に妊娠初期は身体も心もデリケートな時期となっています。
そのため、無理をしてしまうとお母さんの身体だけでなく赤ちゃんにも影響を及ぼしてしまう可能性が高くなります。
そのため、妊娠していることがわかった場合には家族に協力をしてもらいできるだけ、無理をすることがないようにしましょう。
また異常を感じた場合にはすぐに病院へいくことをおすすめします。
まとめ
妊娠初期に出血があった!色が鮮血で少量の場合は注意
妊娠初期の身体の状態
妊娠初期には出血がおきやすい
妊娠初期の出血が鮮血の場合
自分で判断しないこと
無理をしないこと