妊娠をしてお腹が大きくなると気になるのが妊娠線です。出産をした後、お腹に妊娠線が残ってしまうことは女性にとっては大問題です。 妊娠線 を 予防 するにはどうしたら良いのか。また予防に適した クリーム などについて知っておきましょう。
妊娠がわかったら、すぐにクリームで妊娠線を予防しましょう
なぜ妊娠線ができてしまうの?
多くの妊婦さんを悩ませる妊娠線ですが、予防のためにはまずそのできてしまう原因を知っておきましょう。妊娠線を簡単に説明すると「急激な皮膚の伸びに耐えきれなくなってしまった皮膚組織が断裂してしまった状態」をいいます。
妊娠をすると、赤ちゃんの成長とともにお腹が大きく膨らんできます。そのお腹のふくらみに皮膚が耐えきれなくなってしまって妊娠線と呼ばれる、皮膚の亀裂ができてしまうのです。
また妊娠線の多くはお腹周りにできますが、お腹だけではなく、妊娠の影響で体がふっくらとしてきたことにより、太ももやふくらはぎ、胸やお尻などにもできることがあります。妊娠線予防はお腹だけではなく、体全体のケアが必要なのです。
妊娠線にはできやすい時期があります
もちろんすべての方に当てはまるわけではありませんが、つわりが終わり食欲が増してきて、体重が増加してくる5カ月から6カ月あたりから出はじめる方が多いです。赤ちゃんの成長も著しい時期ですし、ママの食欲も増してきて体がふっくらきます。
また妊娠したことによるホルモンの影響で、お肌が敏感になってくる時期でもありますので、この時期に妊娠線が気になってくるのです。しかし中には4カ月あたりでも妊娠線が出てくる方もいるようですので油断は禁物です。
妊娠線予防は早めに対策を!
妊娠線は皮膚が断裂してしまった状態だということですので、やはりお肌の乾燥はより断裂しやすくなってしまうため、妊娠線ができる原因になってしまいます。
お肌の乾燥は1日2日で十分にケアできるものではありませんので、妊娠線ができはじめる6カ月前後から予防をはじめたのでは遅いようです。妊娠線をつくりたくないのでしたら、早め早めにケアを始めましょう。妊娠が分かったと同時にケアを始めるぐらいの覚悟が必要です。
予防ケアのやり方
妊娠線予防のやり方は、やはり保湿を与えることです。クリームやオイルなど、ご自分の好みで構いませんので、保湿を与える成分を含んだものを使ってケアします。効果的なのはお風呂上りです。
またお腹周りだけではなく、ふくらはぎや太もも、お尻や腰まで塗っておくことをおすすめします。お風呂から上がったらあまり力を入れないようにしながら、軽く円を描くようにマッサージをしながらクリームやオイルを塗るとさらに効果的です。
使用するクリームやオイルに関する注意
妊娠中はホルモンの影響で、皮膚がとても敏感になっていますので、おすすめなのは妊娠線予防に特化した商品を使うことです。
妊娠前から使っていた化粧品などをそのまま使うことも決して間違った方法ではありませんが、妊娠前に使っていて問題のなかった商品でも、妊娠中に使ってしまうとさまざまな皮膚トラブルを引き起こす場合があります。
オイルを使う場合も、精油入りのものは注意して選びましょう。妊娠中には使用できない精油があります。また、香りにも注意しましょう。つわりが酷い時期は香りに敏感ですので、なるべく無臭のものがおすすめです。
妊娠線は予防できます
しっかりと保湿ケアを行っていれば妊娠線は防ぐことができます。妊娠がわかったら、できればすぐに妊娠線予防のクリームを買いに行きましょう。産後、後悔しないためにも、赤ちゃんのケアと同時に、自分自身へのケアもしっかりと行って、妊娠線のない妊婦生活を送ってください。
まとめ
妊娠がわかったら、すぐにクリームで妊娠線を予防しましょう
なぜ妊娠線ができてしまうの?
妊娠線にはできやすい時期があります
妊娠線予防は早めに対策を!
予防ケアのやり方
使用するクリームやオイルに関する注意
妊娠線は予防できます