待ちわびていた妊娠。妊娠検査薬で陽性反応が出た瞬間は、妊娠を望んでいた方にとって大変嬉しく、舞い上がってしまう瞬間でもあります。そして次にやってくるのは妊娠がわかったら何をすれば良いのかといった不安。
妊娠 検査薬で 陽性 反応がでたら行うべきことをまとめてみました。
検査薬で陽性反応が出た!妊娠に気づいたらどうすれば良い?
できるだけ早く産婦人科へ行きましょう
妊娠検査薬を使用して、はっきりとした陽性反応がでたのでしたら、99%の確率で妊娠しているといわれています。現在の検査薬の精度は非常に高いのでほぼ間違いないでしょう。しかし全く誤作動がないとは言い切れませんので、陽性反応が出たら早めに病院へ行きましょう。
すぐに病院に行ったとしても、妊娠時期が超初期だった場合、心拍などもまだ確認できないため、病院に行ってもあまり意味がないとは考えずに、妊娠の可能性を知ったらその時点で行くべきです。
病院で妊娠をはっきりと自覚することで、母親になった自覚を持つことができますので、病院で確定してもらうことは大変大きな意味があります。
また妊娠検査薬は精度が高く妊娠を自分で知るために役立つ道具ではありますが、その妊娠は必ずしも正常妊娠とは限りません。
子宮外妊娠などの異常妊娠の場合でも陽性反応が出るのです。万が一、異常妊娠だった場合はすぐにでも対応する必要がありますので、妊娠がわかった時点で産婦人科を受診して、病院の診察を受けるようにします。
薬などの服用は控えましょう
妊娠初期の場合、生理痛に似た鈍痛が起こる場合があります。陽性反応が出た後は、決して自己判断で薬などは服用しないようにしてください。
薬を服用しないとつらいような症状がある場合は、必ず産婦人科を受診し、そこで処方された薬を飲むようにしましょう。胃腸の状態が不安定になることもありますが、胃腸薬や下痢止めなども病院の判断を仰いでから服用するようにしましょう。
お腹を冷やさない生活を
妊娠が確定した時点で、お腹など下半身は特に冷やさないよう十分に注意した生活を送りましょう。靴下をはく、できるだけ素足を出さないようにするなど、子宮を温めるように意識をした生活に変えます。
冷房の効いた場所で仕事をしている方などは、お腹にカイロを貼るなど、常に冷やさないようにします。冷たいものを摂取することも控えましょう。
家事も必要最低限で
家の中で行う家事も、やっと育ち始めた赤ちゃんに悪影響を与えてしまうものが多くあります。ゴミ出しや布団を干すなどの作業、お風呂の掃除など、重い物を持ち上げたり腰に負担をかけるような作業は控えます。
ご主人にも父親の自覚を持ってもらう必要がありますので、協力してもらいましょう。
自転車やバス移動などもやめておきましょう
自転車や、大きく揺れる可能性があるバス等に乗ることも避けた方が無難です。できる限りお腹や子宮に圧をかけるような行動はしないように気を付けましょう。
病院に行った場合、医師から「普段通りの生活を送ってください。」と言われることがあります。自転車に乗ることに反対しない医師もいます。
もちろん自転車に乗ったからすぐに流産してしまったり、赤ちゃんに何らかの影響を与えるといったことはありませんが、流産しやすい時期でもある妊娠初期は、少しでも危険がある行動は控えましょう。
自分は母親なのだ、ということを自覚して
妊娠したからといって今までの生活を変えたくない、そう考える妊婦さんもいるでしょう。しかし、妊娠したということは、母親になったということ。お腹にいる赤ちゃんを守るのは母親にしかできないことです。どのような行動をするか、全ては母親の気持ち次第で決まるのです。
無自覚な行動でお腹の赤ちゃんを失ってしまった場合、後悔してもしきれないでしょう。妊娠中は何が起こるのかわかりません。少しでも妊娠に良くないと思われる行動は、後で後悔しないためにも避けるべきです。
検査薬で陽性反応が出たのでしたら、もうその時点で母親の自覚を持って行動してください。そしてお腹で成長しはじめている赤ちゃんをしっかりと守ってあげてください。
まとめ
検査薬で陽性反応が出た!妊娠に気づいたらどうすれば良い?
できるだけ早く産婦人科へ行きましょう
薬などの服用は控えましょう
お腹を冷やさない生活を
家事も必要最低限で
自転車やバス移動などもやめておきましょう
自分は母親なのだ、ということを自覚して