妊娠 すると 体温 が 上がる ということを聞いたことがあるかと思います。実際に熱っぽいと感じたので風邪かと思ったら妊娠していたという場合も多く聞かれます。
なぜ妊娠すると体温があがるのでしょうか。またどのようなことに注意をすることが必要なのでしょうか。
妊娠すると体温が上がるのはなぜ?
妊娠したかも?体温に変化が
風邪の自覚症状がないのにもかかわらず、体温が高い状態が続いている場合には、妊娠をしている可能性があります。妊娠すると体温が上がるほか、さまざまな症状が身体にあらわれるといわれています。
今回はたくさんある妊娠の兆候のなかから、体温の変化についてご紹介します。
妊娠すると体温が上がる理由
妊娠すると体温が上がるといわれていますが、これは女性ホルモンの分泌に変化がおきることが原因となります。
原因となる女性ホルモンとしては妊娠に役立つエストロゲンと妊娠を継続するためのプロゲステロンという2種類があります。
妊娠前にはエストロゲンが多く分泌され、妊娠後にはプロゲステロンが多く分泌されます。
妊娠後に体温が高い状態が続くのはプロゲステロンのはたらきによるものなのです。
体温の変化から妊娠をみわける
妊娠をすると体温が上がる原理について説明しましたが、日ごろから自分自身の体温を知っておかなければ体温の変化に気づくことができません。
妊娠初期には赤ちゃんの身体のさまざまな部分が作られるため、非常に大切な時期になります。この時期に過剰な飲酒や喫煙などをおこなっていると赤ちゃんの身体に大きな影響があるといわれています。
赤ちゃんが健康に育つためにも、いち早く妊娠に気がつくことが重要です。この変化に気がつくためには基礎体温の変化が大切です。
基礎体温とは、朝起きて最初の動作をおこなう前の体温のことを示しており、妊娠の指標にもなります。計測の仕方は朝目が覚めて大きく動作をおこなう前に体温を計測します。
これを数ヶ月間毎日記録し続けることで自分自身の平均的な体温や生理周期がわかってきます。妊娠前になると基礎体温は下がり、排卵後に基礎体温は上がります。
そして、妊娠が成立すると基礎体温が高い状態がしばらく続いていきます。基礎体温が2週間以上高い状態が続いていると妊娠している可能性が高いといわれています。
基礎体温をはかる注意点
基礎体温をはかる場合には注意点がいくつかあります。まずは基礎体温をはかる前にはできるだけ動かないことです。身体を動かしてしまうとどうしても体温が上がってしまいます。
そのため、正確な基礎体温を記録することができません。できる限り計測前の動作を減らすためにも、枕元に体温計をおいておきましょう。
また、可能であれば朝おきた際にパートナーに体温計をいれてもらうことをおすすめします。
そのほかにも基礎体温は最低でも3ヶ月以上はかり続けること、同じ時間帯に計測することに注意して計測しましょう。
基礎体温は3ヶ月以上はかり続けていなければ平均的なものがわからず、長期間計測し続けているほうがより正確性も高いといわれています。
さらに、同じ時間帯に計測し続けることで平均的な基礎体温となります。
また、毎朝同じ時間に計測することで生活リズムも整い、健康的な身体に変化するだけでなく、妊娠しやすい身体にも変化していくのです。
自分の身体をみつめよう
妊娠を希望する場合には、基礎体温や体調の変化を知ることが重要になります。
基礎体温や体調の変化を知るということは、今まで以上に自分をみつめるということになります。
毎日が忙しくて自分のことはほったらかしにしてしまっている方も多いかと思いますが、熱っぽさだけでなく、肌の質など小さな変化もたくさんみられるため、これまで以上にたくさん自分のことをみつめてあげることをおすすめします。
まとめ
妊娠すると体温が上がるのはなぜ?
妊娠したかも?体温に変化が
妊娠すると体温が上がる理由
体温の変化から妊娠をみわける
基礎体温をはかる注意点
自分の身体をみつめよう