もしかして妊娠したかもしれないと思った時に、いったい今妊娠何週間なのか、そしていつ出産するのかと誰しもが気になることだと思います。 妊娠 週数 の 数え方 を知ることによって、出産のための基礎知識をつけ、マタニティライフを満喫しましょう。
妊娠週数の数え方を知って基礎知識をつけましょう!
妊娠週数の数え方
最終月経の1日目を妊娠0週0日とします。また28日(週7日×4週)が妊娠1ヶ月となります。月経周期が28日より長いと出産予定日もやや遅くなる傾向があります。
妊娠週数からわかること
出産までの体の変化や赤ちゃんの成長を知ることができます。妊娠週数から出産予定日を算出します。また排卵日がわかります。
一般的には月経周期を28日と考え、排卵日は最終月経の1日目から14日目(妊娠2週0日)とされています。
月経周期は30日であれば+2日、35日なら+7日排卵日が遅れていると考え、また月経周期が一定でない方は低温期から高温期に移行する日を排卵日と考え、産院での診察時に出産予定日を修正することもあります。
出産予定日の算出方法
正常な妊娠持続日数は280日(妊娠40週0日)とされています。最終月経の月から-3また+9をした月、最終月経の日から+7をした日が出産予定日となります。
例えば、最終月経の1日目が10月12日だった場合、7月19日となります。しかし前述でも示す通り、あくまで目安の予定日となりますので、月経周期の違いなどで実際の出産日は前後することがあります。
統計上では正常に妊娠して出産した方の妊娠期間は280日±15日であることもわかっています。
妊娠週数による体の変化・妊娠週数に合わせた過ごし方
妊娠期間は大きくわけて3つの期間に分けることが出来ます。
妊娠15週(4ヶ月)までの妊娠初期、妊娠16週から27週(5ヶ月~7ヶ月)までの妊娠中期、そして妊娠28週(8ヶ月)以降の妊娠後期です。
それぞれの期間での体の変化を知って、その変化に合わせた過ごし方をすることにより快適なマタニティライフを過ごすことが出来ます。
妊娠初期
妊娠中で最も不安定な時期となります。特に12週までは初期流産しやすい時期となります。この時期の流産の確率は10~15%程度ありますが、防ぎようのない染色体異常が原因であることがほとんどです。
ひどい腹痛や不正出血がある場合は産婦人科を受診して赤ちゃんの状態をみてもらいましょう。また、つわりに悩まされる時期でもあります。症状には個人差がありますが、倦怠感や頭痛に加え、吐き気や嘔吐で食べる量が減ることがあり、逆に食べてないと吐き気がする場合もあります。
妊娠週数が進むにつれ症状が緩和しますので、食べられるものだけ食べて無理せず過ごしましょう。
妊娠中期
一般的に妊娠安定期と呼ばれる時期に入ります。妊娠初期の不安定な状態を抜け出してマタニティライフを最も満喫できる時期でもあります。
赤ちゃんがいるからと体を大事にし過ぎて妊娠高血圧症候群の原因でもある体重の増加に繋がらないように、マタニティエクササイズを実践するにも良い時期です。
またお腹が大きくなる前に旅行などに出掛けるのも良いと思います。歯科検診・母親学級を受けるのもこの時期が適しています。出産すると赤ちゃん中心の生活となりますので、この時期にやりたいことをやっておくと良いでしょう。
妊娠後期
いよいよ出産が近づいてきます。お腹も一段と大きくなり、胎動も活発になるため寝苦しくなることもあります。大きくなった子宮に押され胃もたれや頻尿などのマイナートラブルもある時期です。この時期に入ると必要なものを産院等で確認し、入院また出産・育児の準備をしましょう。
仕事をしている人は予定日6週前には産前休業に入るため、引継ぎを済ませておきます。また臨月を過ぎるといつ産まれても良いように家族と出産時の立会い・入院時の家事・退院後の生活を話し合っておく必要があります。
マタニティライフを満喫しましょう
妊娠すると、母体は胎児に栄養を供給するための変化や、分娩に対応する変化などさまざまな変化が起こります。だんだんと変化していくお腹や赤ちゃんの成長を嬉しく感じる反面、マタニティブルーという言葉があるように、そういった変化に不安を感じることもあると思います。
妊娠週数が進むにつれ起こる体の変化は他の妊婦さんも同様に感じています。妊娠期間に起こるさまざまな体の変化を知り、リラックスして素敵なマタニティライフをお迎えください。
まとめ
妊娠週数の数え方を知って基礎知識をつけましょう!
妊娠週数の数え方
妊娠週数から分かること
出産予定日の算出方法
妊娠週数による体の変化・妊娠週数に合わせた過ごし方
マタニティライフを満喫しましょう