もしかして 妊娠 したのではないか?と妊娠の可能性を初めて実感した人は、喜びとともに不安な気持ちもわいてくるものです。今まであまり行ったことのない産婦人科へ行くことも、その大きな不安のひとつです。
妊娠後、初めての産婦人科の 初診 についてまとめてみます。
妊娠したかも?産婦人科の初診について知っておこう
妊娠検査薬について
産婦人科を受診する前に妊娠の可能性を感じたら、まずは妊娠検査薬を使う方がほとんどではないでしょうか。妊娠検査薬は今現在市販されているもののほとんどが「生理予定日を過ぎて1週間」ほどの期間で検査ができるようになっています。
妊娠を望んでいる方ですと、もっと早く妊娠を知りたいといった方もいらっしゃるかと思いますが、それ以前に調べる検査薬は「早期妊娠検査薬」といいます。
妊娠検査薬での検査で注意したい点は、陰性だったとしても、そこで妊娠していないと判断してしまうのは早いということ。そのときの生理周期の状態やタイミングなどで、検査時期が早かっただけという場合もあります。生理が遅れているようでしたら、もう一度きちんと検査を行いましょう。
妊娠後の初診、いつごろに行けば良い?
妊娠検査薬で陽性反応が出た場合、産婦人科での受診をしなければいけませんが、初診はどのタイミングが良いのでしょう?多くの方が迷うことではあります。
生理開始予定日から2週間ぐらい後に行くべきで早く行っても意味がない、と思っている方もいるかもしれませんが、産婦人科の医師の多くは「妊娠がわかった時点で受診する」という見解です。
妊娠検査薬はあくまで「妊娠しているかどうか」しか調べることができません。妊娠がはっきりしたとしても、その妊娠が正常妊娠なのかどうかまではわかりません。
子宮外妊娠などの場合、早めに対処する必要がありますので、それをはっきりと確認する意味でも、いつ頃行こうかと迷う必要はなく、妊娠が確認できたらすぐに病院に行きましょう。もちろん妊娠が確認できる前に病院で妊娠検査をしてもらう、という受診の仕方でも大丈夫です。
初診前の準備
病院に行く前にいくつか確認しておくべき事柄があります。まず、自分の生理周期について日付などをきちんと確認しておきましょう。前の生理が始まった日付など2,3カ月ぐらいさかのぼったものをメモして病院に持参すると良いでしょう。
生理周期など初診で詳しく聞かれるはずですので、しっかり把握してから受診します。病院に行く際の服装ですが、妊娠がはっきりしている場合は、診察台にのぼる必要があります。
その際は、下半身は何も身に着けない状態にならなければいけませんので、着脱しづらい服装は避けましょう。ですが、あまり神経質に考えすぎる必要はありません。
初診ではどんなことをするの?
産婦人科は多くの女性にとって、とても緊張で不安に思う場所です。妊娠後の初診の流れについて簡単にご紹介します。
問診票を書く
病院に着いたら受付で妊娠の旨を伝えます。すると問診票を書くように言われますので、きちんと正確に記入しましょう。
尿検査などの検査
診察がはじまると、まずは尿検査を行います。体重測定や血圧の検査なども行われます。病院で行われる尿検査は、妊娠の有無だけでなく、尿の蛋白値なども調べることができるものです。
妊娠が確認できたら内診・超音波検査
内診は女性にとってとても嫌な検査ではありますが、丈夫な赤ちゃんを産むために必要なことと割り切ってがんばりましょう。妊娠中は何度かこういった内診をする機会がありますので、少しずつ慣れるしかありません。
超音波検査も、妊娠初期の場合は経膣超音波検査が行われる場合が多いです。お腹の上からみる検査ではなく、膣の中に超音波の器具を入れて検査をする方法です。この検査を行った方が小さな赤ちゃんを確認しやすいため、妊娠初期の間はしばらくこの検査を受け続けることになります。
場合によっては、その後血液検査を行う病院もあるようです。検査が終了すると、妊娠初期の過ごし方などのアドバイスを受けて、次の受診時期を聞いてから帰宅します。予約制の病院の場合は次の予約をしてから帰ることになります。
初診は遅すぎてもいけない
病院に行くタイミングですが、遅すぎるのは良くありません。妊娠がわかり次第、病院にいくことをおすすめします。
生理周期が不安定な方の場合、特に受診が遅れてしまいがちですが、前回の生理の時期から計算をして、妊娠の可能性が少しでも考えられるのでしたら、やはり病院に行くようにしてください。子宮外妊娠など異常妊娠だった場合など、とても大変な事態になってしまう可能性があります。
まとめ
妊娠したかも?産婦人科の初診について知っておこう
妊娠検査薬について
妊娠後の初診、いつごろに行けば良い?
初診前の準備
初診ではどんなことをするの?
初診は遅すぎてもいけない