生理が来ない場合、妊娠したのか、それとも単に遅れているだけなのか…。色々考えて悩んでしまいがちですよね。妊娠の初期症状は人それぞれ違うとは言いますが、どんな症状があるのか気になりますよね。
人それぞれと言いつつも、中には妊娠しているのに気が付かなくて週数がかなり経っていた!と言う話も聞きます。今日はそんな 妊娠 の 初期症状 についてお話ししたいと思います。
妊娠の初期症状とは
妊娠の初期症状って何
妊娠するとホルモンの影響で生理前とは違う症状が起こります。妊娠した方が妊娠検査薬で陽性になる前、つまり妊娠を知った前の妊娠超初期の段階に出る症状のことを言います。主な症状は、生理が来ない、胸が張る、疲れやすい、眠たいなどです。それぞれの症状を見ていきましょう。
妊娠初期症状はいつ頃出る?
妊娠初期症状は早い方だと、受精卵が着床してから出始めます。着床は排卵してから1週間くらいで起こるために、排卵日からおよそ10日後くらいから妊娠初期症状を感じる人が多いと言うわけです。難しく感じなくても、生理予定日付近と考えればいいかと思います。
着床出血と生理を見分ける
妊娠初期症状の1つに「着床出血」があります。着床は卵子が受精した後に出来る「受精卵」が子宮で母体と結びつくことを言います。その時に子宮内膜から少し出血することがあり、それを「着床出血」と言います。
着床出血は全ての人に起こる症状ではありませんが、多くの方が着床出血によって妊娠していると気づくことが出来ています。ただ、着床出血と生理は似ているので、誤解をしやすいのです。そこで着床出血と生理の見分け方を教えたいと思います。
1つは、出血量で、着床出血の場合は、出血量が生理の場合よりもかなり少ないのです。どちらかというとおりものに血が混じっているような感じです。よく言われるのが、薄いピンク色、または薄茶色の血が少量で混じっているというものです。ただし中には出血量が多いのに着床出血だったと言う方もいますので注意をしましょう。
そして2つ目は、着床出血は痛みがありません。生理は痛みを生じますが、着床出血はほとんどが痛みを感じないので気づきやすいです。
妊娠初期症状の説明
妊娠初期症状の説明を1つずつ説明していきたいと思います。まずは生理の遅れです。これが最も分かりやすい妊娠のサインとなります。ただ、妊娠ではなく体調不良で遅れている場合もあるので注意してください。
次は、基礎体温が高いということです。普通は基礎体温が高い時期が2週間続いてその後に低温に戻ります。この基礎体温が高いままだと妊娠の可能性が高いです。
そして、つわりです。つわりは吐き気やおう吐のことで、こちらは妊娠前から長い人で、妊娠後期までの間続く人もいます。むかむかしてご飯を食べられない、または匂いによって気持ち悪くなったりむかつきが出てくる場合は妊娠の可能性が高いです。
それから胸の張りも代表的な症状の1つです。胸が張ったり、チクチクと痛くなったり、痒みがあるのは妊娠の可能性が高いです。
そして多数の人が感じる、下腹部の違和感と頻尿、便秘です。尿の回数が増えたり、便が出にくくなったり、子宮周りの下腹部に鈍い痛みやツッパリを感じると妊娠の症状の場合があります。この他にも眠気やおりものの変化や生理以外の出血、匂いや食の好みが変化したり等の症状もあります。
意外と多い、妊娠初期症状の睡眠トラブル
最後に妊娠初期症状の睡眠トラブルのお話をします。妊娠初期に眠くなる人がいる中で、すっきりと熟睡できずに悩む人もたくさんいます。妊婦さんの中でアンケートをとったところ、78%の方が睡眠障害で悩んでいることが分かったそうです。
どうして睡眠障害になってしまうのかお話しします。1つは、妊娠による不安感と興奮感と母親になることへの不安感から睡眠障害になってしまうことです。2つめは、つわりです。そして3つめは、お腹の中で赤ちゃんが子宮を圧迫することによって起きる頻尿で、4つめは体の変化と不快感です。
不安な思いから眠れなくなる場合が多いですので、自分で眠れる時に寝てみたり、部屋の照明を暗くしてリラックス効果を促したりして寝やすい方法を試して、工夫してみましょう。
妊娠初期症状は、人によってそれぞれ違いますが、記事を参考にして、生理日前後に気になる症状があらわれたら病院に行って検査をしてみましょう。
まとめ
妊娠の初期症状とは
妊娠の初期症状って何
妊娠初期症状はいつ頃出る?
着床出血と生理を見分ける
妊娠初期症状の説明
意外と多い、妊娠初期症状の睡眠トラブル