妊娠はできるだけ早く知りたいですよね。そのためには日ごろから、妊娠初期の症状を知っておく必要があります。
妊娠を望む方の中には、毎日基礎体温を付けている方は多いと思います。ですので、 妊娠 初期 の 体温 変化について知っておくと早く妊娠に気づくことができるかもしれません。
早めに妊娠に気づくために妊娠初期の基礎体温を知っておこう
基礎体温の変化について
基礎体温を毎日の日課として続けている方はご存知のことではありますが、女性の基礎体温の変化について知っておきましょう。女性の体は生理や排卵、そしてまた次の生理と日々さまざまなホルモンが分泌され活動しています。
具体的な周期は「月経期、卵胞期、排卵期、黄体期」と呼ばれています。月経期と卵胞期は基礎体温が低めの時期である「低温期」の時期です。そして排卵が起こると排卵期になりつぎに黄体期になり、次の生理が開始される時期まで「高温期」が続きます。
毎日計測したものをグラフにすると、低温期と高温期がわかれていることに気づきます。しかし、きれいなグラフになる方は案外少なく、ときどき乱れる方も多くいますので、乱れているからといって深く心配しすぎないようにしましょう。
妊娠すると体温はどう変化する?
妊娠した人の体温は高くなります。高温期の後、生理が来れば低温期に入りますが、妊娠した場合は生理が来ませんので、高温のまま継続することになります。生理予定日になっても高温期が続く場合は妊娠の可能性も考えられます。
まだ気が早いなどと思わずに、妊娠の可能性がある場合は妊娠を想定した生活を送るようにしましょう。市販の薬はむやみに飲むのはやめ、激しい運動などは避けた生活を送ります。
妊娠の可能性があるのに下がってしまった場合
妊娠を期待している方にとっては、毎日の基礎体温で一喜一憂することもあるでしょう。昨日まで高温だったのに、今日は急に基礎体温が下がっていたら、妊娠していなかったのではないかと不安になるものです。
しかし、その日下がったからといって妊娠していないと判断するのはまだ早いのです。妊娠していたとしても、高温だった基礎体温が急に下がってしまう場合があります。早急に判断はしないようにしてください。
なぜ体温が下がってしまうのか
妊娠しているはずなのに下がってしまうことにはいくつか理由があります。
まず、基礎体温が正確に計測できていなかった場合が考えられます。次の日に計測してみて、高温が続いているようでしたら、前日の計測は何か誤った計測をしてしまった可能性が高いです。
つぎにインプランテーションディップといった現象が起こった可能性です。インプランテーションディップはあまり聞きなれない名称ですが、海外では妊娠兆候といわれている現象のひとつで、高温期に急に体温が下がる現象をさします。
その現象は着床が起こったタイミングでおきるといわれていますので、インプランテーションディップがおきた場合は妊娠はより確実だといわれています。
しかしインプランテーションディップが起こらない場合でも妊娠している方もいますので、あまり考えすぎずに参考程度に考えておきましょう。
それから考えられるのは、妊娠していたけれど流産をしてしまった場合です。流産の可能性は考えすぎるのは良くありませんので、基礎体温が急に下がったことにはそういった理由もひとつとして考えられると思うだけにとどめておきましょう。
高温期が何日続いたら妊娠を確認できる?
妊娠を知る確実な方法は、やはり妊娠検査薬を使用することです。では高温期がどれぐらい続いたら妊娠検査薬を使用できるのでしょうか。多くの場合、高温期14日目以降といわれています。
これは個人差があり、排卵の時期や生理予定などで違いがありますが、目安として高温期が14日継続した後に検査薬を使用して、妊娠反応がはっきりと出た、といった方が多いです。早く妊娠を知りたい方は覚えておきましょう。
まとめ
早めに妊娠に気づくために妊娠初期の基礎体温を知っておこう
基礎体温の変化について
妊娠すると体温はどう変化する?
妊娠の可能性があるのに下がってしまった場合
なぜ体温が下がってしまうのか
高温期が何日続いたら妊娠を確認できる?