妊娠検査薬で陽性反応が出たにもかかわらず、妊娠初期特有の症状が全くあらわれないとしたら、自分は本当に妊娠しているのか不安になってしまうものです。
妊娠 初期 につわりなどなにも 症状 が ない ことはあるのでしょうか?症状がない方の不安や対処についてご紹介します。
本当に妊娠?妊娠初期なのに症状がないことってあるの?
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妊娠していても症状のない人はいます
妊娠ときくと、つらいつわり、体のだるさ、微熱が続く、などの体の変化を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
妊娠すれば、みな同じような症状を引き起こすと考えてしまいますが、実は出産までつわりなど、体の大きな変化を感じることなく妊娠期間を過ごす妊婦さんも、全体の2割程度いることがわかっています。
2割ということは10人中2人の妊婦さんは妊娠中に何も症状が出ないということ。妊娠がわかったけれど、全く症状が出ないからといって不安になる必要はないのです。
1人目はつわりがひどかったのに2人目は症状がない
2人目妊娠の方で、1人目はつわりがひどかったのに2人目は全く症状がなく、妊娠に気づかなかった、といった方も多くいます。妊娠中にあらわれる症状は毎回同じではありません。
1人目が妊娠中の症状がひどかったからといって、2人目も同様ということではないのです。症状がなにもないからといって、赤ちゃんへの影響はありませんので、妊娠に配慮した生活を送っていれば、お腹の赤ちゃんはすくすくと育ってくれますので心配しないでください。
妊娠していないのに陽性反応が出ることってある?
妊娠しているのになにも症状が出ないと、本当に自分は妊娠しているのか不安になってくるかもしれません。もしかしたら妊娠検査薬の結果が間違っているのかもしれないと考えてしまうのではないでしょうか。妊娠していないのに、検査薬で陽性反応が出てしまうことはあるのでしょうか?
その答えは妊娠検査薬の仕組みを知ることで解決します。妊娠検査薬は、妊娠すると分泌される、hCGというホルモンを検出すると陽性反応を示します。このホルモンは妊娠していると尿などに排出されます。
妊娠検査薬は、尿の中に含まれるhCGホルモンに反応して陽性反応を示すので、陽性反応が出た場合、それが誤りである可能性はほとんど考えられないのです。しかし、どうしても妊娠が信じられないのでしたら、早急に産婦人科を受診して妊娠を確定してもらいましょう。
妊娠症状がない人が注意すること
妊娠初期の症状が全くない人が注意するべきことは、やはり妊娠に気づきづらいことがあげられます。妊娠に気づかずに生活を送ってしまうことにより無理な生活を続けてしまい、流産などの危険がある他、異常妊娠にも気づかずに生活を送ってしまう危険もあります。
子宮外妊娠などの異常妊娠だった場合は、早めに気づき対応をしなければ身体への危険を引き起こしてしまう場合もあります。妊娠に早く気づくためには、やはり基礎体温を毎日きちんと記憶するなど、妊娠に備えておく必要があります。
つわりがない妊娠はラッキーだと受け止めよう
同じ時期に妊娠した友人がつわりで苦しんでいる姿をみると、全く症状がないことで、自分の赤ちゃんは大丈夫なのだろうか?と赤ちゃんの成長への悪影響を心配してしまうかもしれません。しかし何も症状がないことでお腹の赤ちゃんへ悪影響を与えてしまうことはありません。
つわりや体のだるさなどで苦しまずに妊娠生活を送れることは、苦しんでいる同じ妊婦さんよりもラッキーなのだと思いましょう。むしろ自分は幸せな妊婦なのだと自覚して、ゆったりとした気持ちで出産までの期間を楽しんで過ごしてください。
まとめ
本当に妊娠?妊娠初期なのに症状がないことってあるの?
妊娠していても症状のない人はいます
1人目はつわりがひどかったのに2人目は症状がない
妊娠していないのに陽性反応が出ることってある?
妊娠症状がない人が注意すること
つわりがない妊娠はラッキーだと受け止めよう