待ち望んでいた妊娠。いつもよりも生理が遅れていると気になって仕方ない人も多いことでしょう。妊娠初期の症状の1つに熱が出ると言う人がいます。一体なぜ熱が出るのでしょう?
今回は妊娠したかもしれない、 妊娠 初期 に 熱 が出て気づく場合を詳しく説明します。
妊娠したかも?妊娠初期に熱が出て気づく!
妊娠初期とはいつからいつまで?
妊娠の期間は3ヶ月ごとに初期、中期、後期と分けて呼ぶことができます。妊娠初期は妊娠4週から妊娠15週、妊娠2ヶ月から妊娠4ヶ月のことを言います。そもそも妊娠をしてすぐに症状があらわれて気づく人は非常に少ないです。
受精卵は子宮まで3日かけて移動をしてそれからしばらく子宮の中をさまよいます。その後子宮の大部に着床して妊娠となるのですが、この頃はすでに妊娠3週から4週に入っているために早くても妊娠2ヶ月頃から気づく人は多いようです。
妊娠して熱が上がる原因は?ホルモンも関係あり
妊娠初期症状の1つに発熱があります。女性の体には体温周期があり、排卵から2週間程度が高温期、その後から2週間が低温期になります。女性にはプロゲステロンとエストロゲンという2つのホルモンがあります。
プロゲステロンは赤ちゃんがお腹の中で成長していくために非常に大事なホルモンです。妊娠をするとこのプロゲステロンが増加するために低温期にならず高温期を維持して熱が上がります。
さらにプロゲステロンの他に妊娠した時にしか分泌しないヒト絨毛性御ゴナドトロピンというホルモンもあります。このホルモンは妊娠を継続するためにプロゲステロンの量を増加させる働きがあります。そのため高温期が継続し体温が上がるのです。
ホルモンだけじゃない!発熱の原因
卵子が受精すると体の中の血液の量が増加します。血液量が増加することで体を動かすことをしなくても常に温かい血液が体の中を駆け巡ります。ホルモンバランスだけが原因ではなく妊娠をした時点で体は赤ちゃんを成長させるためにいろいろと変化していきます。
そのために妊娠をすると体温が普段の時よりも高くなるのです。熱は大体前回の生理から数えて3週間ほど経った頃に出るようになります。この時期に熱が上がったら風邪と決めつけないで様子を見るようにしましょう。
もし熱が出たらどうしたら良いの?
妊娠をしていると微熱の状態が続きます。しかし高熱は出ません。高熱が出た場合は風邪の可能性が高いのできちんと病院を受診しましょう。
微熱がずっと続く場合は良く休んで体調を整える努力をしてください。むやみやたらに風邪薬を服用したり栄養ドリンクを飲むのはこの時期はやめるようにしましょう。お腹の赤ちゃんに良くありません。
体が辛い場合は無理をして動くと余計に体調が悪くなってしまうので家事や仕事などは休むようにしましょう。
なるべく産婦人科を受診して検査をしてもらった方が確実に妊娠しているかわかるのでお勧めですが、中には時間がなかったり産婦人科に行くことは勇気がいると思っているかもしれません。
そんな人は妊娠検査薬を使用してみましょう。生理予定日から1週間後に使用をすることができます。
妊娠中の熱はいつまで続く?
妊娠をすると37度~37度5分くらいの微熱が続いていきます。これを高温期といいますが長い人はこの微熱が妊娠中期まで続きます。多くの人が妊娠3ヶ月からおおよそ妊娠4ヶ月の安定期に入る前までと考えて良いでしょう。
もし妊娠する前に基礎体温を計っていたと言う人は妊娠後もやめることなく測り続けると体調が悪くなった時に体温の目安となります。
妊娠初期症状の1つに微熱が続くことがあります。しかし38度以上の熱が続く場合は妊娠初期症状の1つと言うよりも風邪の可能性が高いので病院を受診しましょう。
まとめ
妊娠したかも?妊娠初期に熱が出て気づく!
妊娠初期とはいつからいつまで?
妊娠して熱が上がる原因は?ホルモンも関係あり
ホルモンだけじゃない!発熱の原因
もし熱が出たらどうしたら良いの?
妊娠中の熱はいつまで続く?