現代は女性の社会進出も進み、仕事をされている方の妊娠も多くなっています。妊娠のなかでも、とても重要になるといわれるのが 妊娠 初期 です。この大事な時期に 仕事 をしていると今後の妊娠に支障があるのでしょうか。
今回は妊娠に影響を与えるストレスと交えながら紹介します。
赤ちゃんを産みたい!妊娠初期の重要性と仕事が与える影響(前編)
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妊娠初期の身体の状態
妊娠初期のお母さんの身体の状態は、赤ちゃんを育てていくために大きく変化していきます。胸や下腹部、お尻などの身体の一部分が肉付きよくなることや、つわり症状を感じるなどがあります。
さらに、妊娠初期には特にイライラする、不安な気持ちになるなど、ストレスを感じやすい状況になるといわれています。この時期に、仕事をされている方は何か影響があるかと心配されるかもしれませんが、特に仕事をしているからといって妊娠に支障をきたすことはないといわれています。
しかし、先ほど述べたように、身体は大きく変化しているため、無理をすることは避けましょう。
妊娠中のストレスの影響は?
妊娠中のストレスの影響は自然流産や早産、低出生体重児が生まれる原因になると言われています。また、慢性的ストレスを抱えてしまうと、胎児が栄養不足になるという報告もあります。
ストレスを感じると身体はアドレナリンなどのホルモンを出しながら自分自身を守ろうと緊張状態になります。戦闘態勢に入る際、最も重要な脳や心臓などに血液をたくさん集めようとするので、赤ちゃんを育てて子宮や胃、腸などの内臓の血流は低下してしまいます。
子宮へ血液が低下してしまうということは、お母さんの血液から栄養をもらうはずが十分な栄養をもらうことができず、赤ちゃんの発育に支障をきたしてしまうのです。
さらに、胎盤が未熟な妊娠初期や胎盤が合併症などの影響により胎盤がうまく働いていない際にストレスホルモンのひとつとされる「コルチゾール」の放出が慢性的に続くと、胎動や心拍も減るといわれています。
まとめ
赤ちゃんを産みたい!妊娠初期の重要性と仕事が与える影響(前編)
妊娠初期の身体の状態
妊娠中のストレスの影響は?