妊娠初期 には 眠気 を感じることが多くなります。これは、妊娠初期症状といって妊婦さんによくみられる症状です。
妊娠初期症状はホルモンの影響によって発生する症状ともいわれていますが、人によっても症状の強さなどは異なりますが、一般的に眠気の症状は いつまで 続くのでしょうか。
妊娠初期に感じる眠気はいつまで続く?
妊娠初期の症状
妊娠初期には、さまざまな症状みられます。眠気や腹痛、腰痛、頭痛などの身体の痛みはもちろん、イライラしやすくなる、憂鬱な気持ちになるなどの精神的な変化もみられます。
これらの症状のなかでも、特に多い症状が眠気といわれています。この眠気にはホルモンの変化が関係しているといわれています。
眠気の原因は?
妊娠の初期に眠気を感じる場合には、プロゲステロンというホルモンの分泌量の変化が関係しています。プロゲステロンは別名黄体ホルモンといい、妊娠を継続していくためにはたらいているホルモンです。
このホルモンは妊娠を継続するだけでなく、乳腺を発達させるなど妊娠後の生活に向けて身体を変化させていくためにもはたらきかける作用があります。
しかし、妊娠にさまざまな効果がみられる半面、頭痛や眠気などの副作用がみられます。特に眠気の副作用はほとんどの妊婦さんにみられる症状であるといわれています。
多くの妊婦さんにみられる症状ではありますが、眠気の強さはひどい方もいれば、軽症である方もいらっしゃいます。
眠気はいつごろまで続く?
妊娠初期症状のひとつとしてみられる眠気ですが、眠気は妊娠中ほとんど眠気を感じる場合があります。子宮内に胎盤が完成すると、プロゲステロンは胎盤から分泌されます。
そのため、眠気は常に続いていきますが、ピークの時期もあります。胎盤が完成すると、つわりや妊娠初期症状が落ち着いてくるといわれているので、特に眠気の強いピークは妊娠15週までといわれています。
ただし、眠気が続く期間には個人差があるので、ピークである時期を過ぎた場合でも症状が続く肩もいらっしゃいます。
眠気の対処法は?
妊娠初期症状の眠気を感じた場合の対処法としては、ストレッチやウォーキングなどの運動や、飲み物を飲む、アロマオイルを使用する、睡眠の質をあげるなどがあります。
ストレッチなどの運動で身体を動かすことで、眠気を無くすだけでなく、気分転換にもなります。
さらに、運動をすることで体重の増加を防ぐこともできます。ストレスの解消には、運動のほかにもアロマオイルの使用が効果的です。
また、寝る前に湯船につかるなどして睡眠の質を高めることで、しっかりと夜に眠ることができます。そうすることで、日中に眠気がおきることを防ぐことができます。
湯船につかる際にアロマオイルを少し入れることによってよりリラックス効果も高くなるため、よりよい睡眠をとることができます。
また、どうしても眠くなってしまった場合には無理をせず横になることが大切です。眠気を感じた場合に無理をしてしまうとそのほかの身体の不調を引き起こしてしまうこともあります。
そのため、10分ほどでも横になることで眠気がスッキリすることがあります。眠気をはじめとした妊娠初期の症状は赤ちゃんからお母さんに向けてのメッセージでもあります。
妊娠初期に無理をしてしまうと流産につながってしまう可能性も高いといわれています。妊娠初期症状は妊婦さんにみられる妊娠に対して身体の正常な反応といわれています。
仕事などで忙しい時期もあるかもしれませんが、周りの方の協力を得ることも充実した妊娠生活を送るためには必要なことです。
そのため、早めに家族や職場の方には報告をしておきましょう。そして、眠気などの症状を感じた場合には無理をせず、しっかりと安静にすることがおすすめです。
まとめ
妊娠初期に感じる眠気はいつまで続く?
妊娠初期の症状
眠気の原因は?
眠気はいつごろまで続く?
眠気の対処法は?