妊娠しやすい環境を作っていくためには、食事や生活習慣の改善が不可欠ですが、それだけではなく、特に 妊娠 に効果があるという栄養素を サプリメント によって補給することでその確率を上げることができます。
効果的に利用すれば、妊娠だけではなく健康などにもよく、生活をサポートしてくれる優れたものになります。
妊娠のためにサプリで必要な栄養素を補いましょう
サプリとは何?
「サプリメント(サプリ)」という単語はよく耳にするかと思いますが、あまり手に触れたことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。簡単にいうと、瓶などに入ったタブレット錠のもので、薬のようなものです。
サプリは「薬品」ではなく「食品」であるために、入手する際には医師の処方箋は必要ありません。薬局、ドラッグストアだけでなく、スーパーなどでも購入することができますし、ネット通販では多くの種類のサプリを比較しながら購入することができます。
もちろん、「食品」である以上過剰な効果は期待できませんし、ほかの食品と同様に内容のいいもの、粗悪品さまざまに存在しています。
多くのサプリの中から、体によく効果の高いものを上手に選ぶことが必要になります。
妊娠にプラスになるサプリとは
特に妊娠を希望している人に必要なサプリは、
- 葉酸
- マカ
- ザクロ
の3つです。それぞれ単体で売られていることもありますし、妊娠を希望する人向けに「妊活サプリ」として、3種類全部配合されたものも販売しています。
ご自身の体調や食事状態からどれがいちばんいいのかを選んで買っていただくことになります。
葉酸は、赤ちゃんの血の源になるもので、受精した場合、しっかりと着床して育つことをサポートします。また、遺伝子異常を防いで、先天的な障害を持った赤ちゃんが生まれるリスクを下げます(ゼロにはできません)。
マカは主に男性向けのサプリではありますが、女性にとってもホルモンバランスが整って、卵子の働きがよくなり月経不住なども解消されます。また冷え性を防いでくれるため、着床しやすくなります。
ザクロは子宮内膜を厚くしたり、頸管の粘液を増やして、やはり受精卵がしっかりと着床できる環境づくりに役に立ちます。
これらのサプリは、継続して飲み続けることが重要です。
妊娠を希望している妊活段階だけでなく、実際に妊娠してからも飲み続けることで元気な赤ちゃんを産むことに役に立ちますし、流産や障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性を低くしてくれます。
1度流産をしてしまうと、次の妊娠の可能性が下がってしまうといわれています。その意味でも、しっかりと最初の受精卵を育てられる環境をお腹に作ってあげることが大切なのです。
サプリの飲み方の注意
サプリは薬ではないとはいっても飲み過ぎには注意してください。どんな食べ物でも食べ過ぎてはよくないことと同じで、サプリも飲み過ぎるとその成分を過剰に摂取してしまうことになります。
妊娠系のサプリはそれほどの副作用はないといわれていますが、ゼロではありませんし、その人の体調や持病にも左右されます。
すでに何らかの慢性的な病気を持っていて治療を受けている人は、サプリを飲む前に医師によく相談してください。
そうではない人も1日の限度量(サプリのビンに書いてあります)を超えて飲んでも妊娠の確率が上がるわけではありません。かえって、よくない結果になることも考えられますので、サプリは用法用量を守って飲むことが大切です。
なお、これらのサプリは女性だけではなく男性にも効果的で妊娠力を高めることができます。
妊娠後は男性の場合は特に不可欠なものではありませんが(赤ちゃんは女性のお腹で育つので)、それまでの妊活中は一緒に飲むようにしたいものです。
男女それぞれ妊娠力が高くなれば、より妊娠につながり不妊傾向は解消されるはずです。
まとめ
妊娠のためにサプリで必要な栄養素を補いましょう
サプリとは何?
妊娠にプラスになるサプリとは
サプリの飲み方の注意