妊娠六ヶ月は妊娠20週から妊娠23週までのことを言います。この時期は妊娠初期と違って悪阻もなく気持ちも安定しているので気にならない母親もいれば、マイナートラブルと言って妊婦さん独特の体調の違和感を感じて悩んでいる人もいます。
そこで今回はマイナートラブル多しの 妊娠 六ヶ月 の悩みと対策方法を紹介します。
マイナートラブル多し!妊娠六ヶ月の悩みと対策方法
妊娠六ヶ月の赤ちゃんの様子は?
この時期の赤ちゃんは手足や体が伸びてバランスが整ってきます。この時期にまぶたが分かれてきて目を開けたり閉じたりするようになり、聴力も完全にできているのでお腹の外の音や母親や父親の声も聴こえるようになります。
それだけではなくまつげや眉毛、髪の毛も生えてきてだいぶ人間らしい形になってきます。普通のエコーでは確認することはできませんが3Dなどの詳しく見ることができるエコーなら髪の毛も見ることができるかもしれません。
体重増加しやすい時期!注意が必要
妊娠六ヶ月というとお腹の中の赤ちゃんが急成長することに伴って羊水や血液量も増加するので体重も増えやすくなります。妊娠中期で増加して良い体重は個人差がありますが大体2kgくらいです。あまり増えすぎると妊娠中毒症や妊娠糖尿病を引き起こすリスクが上がってしまいます。
また赤ちゃんも巨大児になり出産時に非常に苦労することになります。出産時にこうした危険を防ぐために体重管理はしっかりしましょう。
なるべく適度な運動も大事ですが、食事をバランスよくとってコントロールすることが好ましいです。野菜や大豆、魚、肉、などを塩分控え目で調理し食べるようにしましょう。
妊娠六ヶ月におこるマイナートラブルと対処方法
妊娠六ヶ月になるとマイナートラブルと呼ばれるさまざまな症状を感じるようになります。症状を紹介します。
まず1つ目は便秘や下痢で、ホルモンバランスが乱れることによっておこってしまいます。なるべくバランス良い食事を心がけましょう。
このホルモンバランスが原因で乳首の黒ずみにも悩むようになります。しみやそばかすなどの肌のトラブルがあらわれるのもこの時期です。日焼け止めや美白クリームを活用しましょう。
2つ目は尿漏れです。赤ちゃんの成長とともにお腹が急激に大きくなるので尿漏れをおこすようになります。あまり漏れてしまうようならナプキンやおりものシートなどをあてるようにしましょう。
3つ目は脚のむくみです。これはホルモンバランスの乱れの関係でカリウムが減ってしまうからです。こういうことからむくむだけでなく足がつるようにもなります。こまめに水分をとったり塩分を控えたりしましょう。
これは胎動?気をつけようお腹の張り
妊娠六ヶ月に意外と多いのが切迫早産です。この時期は胎動が活発になるのでお腹の張りなのか、胎動なのか分からず放っておく妊婦さんが多いです。
胎動が原因でお腹の張りがおこっている時は時間が経つとお腹の張りがなくなります。安静にして少し横になってみましょう。それでも元に戻らず痛みを感じる場合は切迫早産の可能性が高いです。
同じ感覚でのお腹の張り、下腹部の痛み、出血がおこっている場合はすぐに病院を受診しましょう。妊娠六ヶ月で産まれた場合、赤ちゃんが助かったとしても非常に器官が未熟で障害が残ったりします。気をつけましょう。
ゆっくりと穏やかな気持ちで過ごそう
赤ちゃんも耳が聴こえるようになり性別も分かる時期です。この時期に名前をつけて呼ぶ母親も多いようです。お腹の中から声を聞いているので赤ちゃんによく話しかけたりするようにしましょう。
またこの時期はストレスや不安でもお腹が張ったりします。ゆったりとして過ごすことで赤ちゃんも安心してお腹の中で過ごすことができます。
妊娠六ヶ月は赤ちゃんの成長とともにお腹も大きくなりやすいので無理をせずに疲れたら休んだりして過ごすようにしましょう。
まとめ
マイナートラブル多し!妊娠六ヶ月の悩みと対策方法
妊娠六ヶ月の赤ちゃんの様子は?
体重増加しやすい時期!注意が必要
妊娠六ヶ月におこるマイナートラブルと対処方法
これは胎動?気をつけようお腹の張り
ゆっくりと穏やかな気持ちで過ごそう