妊娠 してから 尿 の匂いが 臭い と感じる妊婦さんも多くいらっしゃいます。これは、妊娠によっておこる身体の変化が関係しているといいます。
また尿を排出するための水分の減少によって匂いがきつくなることもありますが、改善するためには水分の摂り方にも注意すべき点があるのです。
妊娠すると尿が臭い!?その原因とは
妊娠すると尿が臭くなる原因
妊娠初期には尿が臭いと感じる妊婦さんも多いかと思います。妊娠中の異変はなにか身体に異常がおきているのではないかと不安になる方もいらっしゃると思いますが、妊娠中に尿が臭くなることは生理的な現象でもあるため大きな心配はいりません。
尿が臭くなる原因としては、赤ちゃんのために身体のなかに水分をため込もうとするため、尿として排出される水分が少なくなってしまいます。これによって、尿の色が濃くなってしまったり、臭いが気になるようになってしまうのです。
臭いがきつくなる場合のみでは特に大きく心配することはありませんが、尿に血が混じっている場合や普段の尿と比べて以上に濁っている場合などには、身体になんらかの異常がおきている可能性がありますので、なるべく早めに病院での検査をおすすめします。
尿を出そうと水分の摂りすぎには注意!
赤ちゃんに水分をとられてしまうため、尿を出すためにいつもよりも水分を多くとることは大切なことですが、多すぎる量を摂取してしまうとかえって身体を危険な状態にしてしまうこともあります。そのため、水の摂取量には十分な注意が必要になってくるのです。
水の摂取量に気を配る理由としては、まずビタミンの破壊が考えられます。水を大量に摂取してしまうと、身体にとってとても大切となるビタミン類を壊し、必要量のビタミンを摂取することができなくなってしまうのです。
そのほかにも赤ちゃんの成長に必要な葉酸やピオチン、コリン、イノシトールといった栄養素も破壊してしまうため、十分な注意が必要となってきます。
さらに、妊娠中期以降になっても水分の摂りすぎには注意が必要です。妊娠中期以降になると赤ちゃんが成長し、膀胱を圧迫してしまうので頻尿になり、喉も渇きやすい状態になってきます。
しかし、喉が渇いたからといってたくさんのお水をのんでしまうと難産になってしまうといわれているため注意が必要です。
妊娠中には膀胱炎になりやすい?
妊娠中の尿の臭いは水分不足のほかにも細菌などが原因となる場合もあります。さらにこの細菌が増えていることで妊娠中には膀胱炎を発症しやすくなる場合もあります。
妊娠中にはストレスや疲労、ホルモンの変化などによって免疫力が低下している状態になります。その際に膀胱へ細菌が侵入してしまうと膀胱炎を発症してしまうのです。
赤ちゃんが大きくなるにつれて膀胱が圧迫され、頻尿になってしまう方も多いですが、このときに無理に我慢してしまうと細菌が繁殖しやすく、また免疫力が落ちているため膀胱炎にかかりやすくなってしまいます。
そのため、頻尿や残尿感がひどい場合や膀胱炎になってしまったかな?と感じる方は病院へいき検査、治療を受けることをおすすめします。
尿の臭いは妊娠の合図?
妊娠中には尿の臭いがきつくなるといった特徴がありますが、特に妊娠超初期の場合には変化が著しいようです。
妊娠が成立することによってホルモンバランスの変化がおこり、水分が赤ちゃんの成長のために使われやすくなるなどといった状態になるため、臭いの変化がおこる最初の時期でもあります。
また、妊娠超初期や妊娠初期にはつわりの症状によって匂いに敏感になる妊婦さんが多いので、尿の臭いが気になったら妊娠していたといった妊婦さんも多く、尿の匂いの変化は妊娠の合図ともいわれています。
まとめ
妊娠すると尿が臭い!?その原因とは
妊娠すると尿が臭くなる原因
尿を出そうと水分の摂りすぎには注意!
妊娠中には膀胱炎になりやすい?