妊娠 七週目 は、生理予定日から約3週間経過していることもあり、多くの女性が妊娠に気づき、初診に行く時期です。妊娠確定となる心拍の確認が出来るのもこの頃です。同時につわりが辛くなったり、ホルモンバランスの変化により身体の不調を感じたりする方も多くなります。
不安になり過ぎないためにも、身体の中の変化を知っておきましょう。
知っておきたい妊娠七週目の身体の変化と赤ちゃんの成長
妊娠確定となる心拍確認
心拍確認は妊娠したかどうかわかる重要なステップです。検査で胎嚢が確認できても、まだ妊娠確定ではなく、心臓が動いていることが確かめられてから、初めて妊娠確定となります。流産の可能性も下がり、産婦人科から役所で母子手帳も貰うように言われます。
「母親になったんだ。」という実感が沸いて、ホッとする方や幸せを感じる方が多いのではないでしょうか。
心拍確認ができなくても、以降の検診で確認できる方もいますので、あまり心配し過ぎないように、医師と相談しながら次の検診を待ちましょう。
つわりが辛くなる時期
妊娠七週目になるとつわりがひどくなる人も多くなります。つわりの原因は、現在のところまだはっきりとはわかっていません。ホルモン分泌が多くなるからという説や、赤ちゃんを身体が異物とみなしてしまうからという説など、さまざまあります。
つわりの症状は人それぞれで、吐き気や嘔吐、頭痛、嗜好の変化などです。九週目から十一週目ぐらいまでがピークで、その後落ち着いてくる方が多いようです。いづれは落ち着いてきますので、赤ちゃんが元気に育っている証拠と考えて、身体をゆっくり休めましょう。
中には、全くつわりがないという方もいますので、自分がないからと言って不安になりすぎないようにしましょう。
つわりの対処法
吐きづわりが酷い場合は、なかなか思うように食べられない方も多いです。赤ちゃんの成長への影響が気になるかもしれませんが、初期の赤ちゃんは小さいので、母親の身体に蓄えた栄養で育っていきます。気にしすぎず、食べられるものだけを食べるようにしましょう。
水分補給はしっかり行って、妊娠初期に特に摂取が必要とされている葉酸は、野菜やサプリメントなどからとるといいです。
また、水分さえも取れない、体重が激減してしまった、一日に何度も吐いているなどの症状がある方は、妊娠悪阻の可能性があります。すぐに病院に行って対処してもらいましょう。次の検診まで我慢せず、医師に相談することをおすすめします。
妊娠初期症状による身体のトラブル
妊娠すると、妊娠を継続させるために、hCG、エストロゲン、黄体ホルモンなどの分泌が多くなり、ホルモンバランスに変化が起こります。そのため、腹痛や頭痛、便秘や下痢、肌の乾燥といった身体へのトラブルが出る時期でもあります。
人によって違いはありますが、胎盤が完成する十二週目から十五週目ごろになると、ホルモンの乱れも安定してくる人が多く、こういった症状も緩和される人が多いようです。身体が安定するまでは、無理をせず横になるなどして、リラックスして過ごすようにしましょう。
うれしい赤ちゃんの成長
七週目までの赤ちゃんは、胎芽とよばれ、大きさは8~14ミリ程度です。頭と身体の区別ができる時期で、手や足も形成されはじめます。
1つの部屋しかなかった心臓も、4つの部屋に分かれます。胎嚢の中で、心臓が点滅しているのがエコーで見えることもあります。
つわりなどで身体の不調が辛いと感じる方も多い七週目。心拍確認や、人間らしい身体に成長しはじめた赤ちゃんのエコーを見て、母親としての実感がわく時期でもあります。身体の変化を知り無理をせずに、リラックスして過ごせると。よいです。
まとめ
知っておきたい妊娠七週目の身体の変化と赤ちゃんの成長
妊娠確定となる心拍確認
つわりが辛くなる時期
つわりの対処法
妊娠初期症状による身体のトラブル
うれしい赤ちゃんの成長