妊娠 したか気になるけど、まだわからないのに産婦人科に受診するのはお金もかかるし、初診は予約できないから時間もかかるし、と悩む前に検査薬で確認してみましょう。
「 検査薬 」という響きが 値段 の高いイメージを持たせますが、実は手頃に購入することができます。
実はお手頃な値段で買える妊娠検査薬
妊娠検査薬の仕組みを知ろう
検査薬は妊娠すると分泌される、【HCG(絨毛性性腺刺激ホルモン)】という糖タンパク質に反応する仕組みになっています。この物質は受精卵が子宮内膜に着床することで増加します。
市販の検査薬は尿に含まれるHCGで妊娠しているかを検査しますが、数値が50mlU/mL以上で陽性反応する物がほとんどです。
HCGは妊娠すると分泌されますが、数値が急に上昇するわけではありません。排卵後10日前後から徐々に濃度が上がっていきます。ですから、検査薬によっては妊娠が気になっても直ぐ使用できるわけではなく、使用時期の指定があります。
検査薬の使い方
一般的に多い商品は「生理予定日の1週間後から使用可能」という商品です。中には「生理予定日の4日前」という早さで使用できるものもあるのでよく確認して下さい。
生理予定日は「予定」でしかないので、検査薬に書いてある時期を守らずフライング検査すると、妊娠をしていたとしても反応が出ないことがあるので注意しましょう。正しく使えば、99%以上の確率で妊娠の陽性・陰性判定ができます。
正しく使うと言っても、使い方は難しくありません。まずは検査薬の指定範囲に尿をかけます(紙コップなどに尿を入れ、検査薬を「浸す」場合もあります)。どの時間帯の尿でも検査が可能です。
次に正しい判定ができるよう水平な場所に置いて(キャップがある場合は装着して)、説明に書いてある時間だけ待ちましょう。だいたい1~2分待つものが多いです。時間が経ったら判定結果を見てください。
正しく検査されたことを表す「終了」又は「確認」に印が出ているかを確認した上で、判定をチェックして下さい。
※商品によって使い方が違うものもあるので、説明書を読んで使用してください。
検査薬の種類
検査薬には1回用、2回用などがあり、上記で説明したように「生理予定日の1週間後から」「生理予定日の4日前から」など検査可能な時期が明記されています。
ほとんどの場合、尿が検査薬に染み込んでいくことで線が浮き出て「終了」「判定」が表示されますが、最近ではデジタルタイプの物も販売されています。
線が浮き出るタイプは、HCGの濃度によって時々線が薄く表示され、どちらか判定しづらい時があります。その点デジタルの場合は、陽性だと【ニコちゃんマーク】、陰性だとただの【マル】など、はっきり表示されるのでわかりやすいです。
どのメーカーも値段は然程変わらない
一般的な「生理予定日の1週間後から」使用できるものは1回用が500円前後、2回用が700円前後で購入できます。生理予定日前や当日から使用できるものや、デジタル式の物は値段が少し高いです。
おすすめの検査薬
ドゥーテスト(ロート製薬)1回:544円、2回754円
尿をかける部分が大きく、判定時間も1分と短いです。
P-チェック・S(ミズホメディー)1回:420円、2回:580円
女性の方が抵抗なく変える箱の柄が特徴です。ロングタイプなので検査がしやすいです。
チェックワン(アラクス)1回:510円、2回:697円
放置しておくと判定が消えていたりする検査薬がほとんどですが、こちらの商品は結果が消えません。旦那さんが帰宅するまで残しておけるので、一緒に見て妊娠を喜ぶことができます。
チェックワンファスト(アラクス)1回:1080円、2回1500円
生理予定日当日から検査ができます。早く知りたい方にはおすすめです。
デジタルP-チェック(ミズホメディー)1回:987円
こちらはデジタルタイプです。少しお高めですが、【+】【-】の表示がわかりやすく人気があります。検査薬を初めて使う方におすすめです。
妊娠が気になったらまずは検査薬を購入しよう
妊娠したかもと気になったら、産婦人科を受診する前に妊娠検査薬を使ってみて下さい。使用可能な時期に、説明書を見て正しく使えば、高い確率でちゃんとした判定結果が出ます。フライングしないで、焦らずその時を待ちましょう。陽性反応が出た場合は必ず産婦人科を受診して下さい。
まとめ
実はお手頃な値段で買える妊娠検査薬
妊娠検査薬の仕組みを知ろう
検査薬の使い方
検査薬の種類
どのメーカーも値段は然程変わらない
妊娠が気になったらまずは検査薬を購入しよう