妊娠がわかると、喜びのあまり周囲に妊娠したことを言いたくなるものです。しかし、一息ついて現実をみましょう。仕事を持っている妊婦さんはもちろん、専業主婦の人も、あなたの妊娠によって影響を受ける人たちが必ずいます。
ここでは、意外と悩む人が多いという 妊娠 報告 のしかたやタイミングについて考えてみましょう。
いつどのように伝えるのがベスト?意外と悩む妊娠報告
パートナーや家族
まず、一緒に暮らしているパートナーや家族にはすぐに知らせましょう。赤ちゃんができて嬉しいのは妊活中の女性だけでなく男性も同様です。男の人はすぐに親になる実感を持つわけではありませんが、妊娠出産をそばで支えなければいけません。
安定期に入るまで妊婦さんは、できるだけ無理しないように生活しなければなりません。そのためパートナーの協力は不可欠です。些細な家事ひとつとっても、つわりで苦しむ妊婦さんには重労働になりえるのです。パートナーができるだけ妊婦さんを手伝ってあげましょう。
また、パートナーの次に知らせたいのが親を始めとする家族です。パートナーが忙しくて支えられなくても、何かあった時に家族に頼れれば安心です。特に、近くに家族が住んでいる場合は早めに報告するといいでしょう。もちろん義理のご両親にも早めに報告をします。
職場へは
仕事をしている妊婦さんは、職場への報告も必要です。一般的に、安定期に入ってから報告するという人が多いようですが、業務内容によってはもっと早い時期にいったほうがいい場合もあります。
特に立ち仕事や夜勤のある仕事は、大事な妊娠初期に無理をすることになりかねません。できる限り仕事の負荷を軽減してもらいましょう。報告する時は、やはり、直接仕事に影響のある上司や同僚を優先します。特に上司には、今後についてよく考えた上で報告します。
出産を機に退職するのか、または出産育児休暇をとって復帰するのかによって職場の対応がかわってくるためです。まれに妊娠によって、無理な仕事を強いられる、降格されるなどのマタニティハラスメントにあう人がいるようです。
妊娠によって不当な扱いを受けていないか確認し、味方として協力してもらえる同僚や先輩後輩がいると安心です。
友人には
直接利害関係がない友人ですが、やはり安定期を待ってから報告する人が多いようです。初期に報告して万が一流産してしまった場合、ただでさえ辛いのに、いずれ流産報告をしなければならなりません。
また、妊婦さんが精神的に妊娠に慣れて落ち着いてくる安定期以降は、報告に適した時期といえるでしょう。しかし、身近な友人には早めに報告し妊娠の喜びを伝えてもいいでしょう。
特に妊娠出産経験のある友人なら、初期のつわり対策や、妊娠期の過ごし方から胎教までいろいろアドバイスをくれることでしょう。
一方で、身近な友人でも流産経験のある人や不妊治療中の人には配慮が必要な場合があります。
一緒に妊娠の喜びを分かち合う友人は、よく考えてから選びましょう。
報告のしかた
パートナーなど家族はもちろんですが、職場の上司や同僚へも、基本は直接伝えましょう。遠く離れていて会いに行けない場合は電話やメールで知らせてもいいでしょう。そして、特に職場には謙虚な姿勢で、妊娠によって周囲に迷惑がかかることがあることを前もって伝えましょう。
大勢に妊娠報告をする場合、注意しなければいけないのはSNSによる妊娠報告です。フェイスブックなどは一度に大勢に報告できるため便利ですが、一方で知らない人にまで妊娠報告をしてしまう可能性があります。
嬉しいはずの妊娠報告が、妬みや中傷のきっかけにならないように気を付けましょう。公開範囲を限定して公表するのもありですが、慎重に対応する必要があります。
おめでたい妊娠ですが、報告に悩む心理、わかる気がしませんか。妊娠を伝える時は、相手の立場や関係によって報告のしかたや時期に配慮が必要ということを知っておきましょう。
まとめ
いつどのように伝えるのがベスト?意外と悩む妊娠報告
パートナーや家族
職場へは
友人には
報告のしかた