妊娠初期は悪阻や体調不良もあってなかなか外へ出ることができない人も多いでしょう。しかし、妊娠中期頃から悪阻も収まり、出産までに旅行を計画している人も多いです。旅行だけでなく仕事の人や里帰り出産を計画していて飛行機に乗る人もいます。
今回は 妊娠 していると 飛行機 に乗っても大丈夫か、注意点を紹介します。
妊娠していると飛行機に乗っても大丈夫?注意点を紹介
いつまで飛行機を利用できるの?
妊婦は基本的に飛行機を利用することができます。一般的に妊娠4ヶ月から7ヶ月までの時期は飛行機の利用は可能です。ただし張りが酷い場合や、不安な場合はかかりつけの病院へ行き、相談してから決めましょう。
切迫早産や妊娠中毒症がある場合は状態の急変が考えられるので飛行機はやめましょう。妊娠初期は状態が安定していないことから流産の危険があったり悪阻があったりするため飛行機は控えましょう。
また、航空会社でも制限をかけている場合が多いです。JALやANAでは出産予定日28日以内に利用する場合は診断書が必要です。規定は各会社で違うのでカウンターやホームページで確認をしましょう。特に妊娠35週目からは飛行機を利用できない場合が多いので注意が必要です。
胎児への影響はある?
飛行機の環境は良いとは言えません。気圧の変化に湿度低下、酸素濃度の低下、エコノミークラス症候群などでお腹が張ったり、具合が悪くなる可能性があります。つわりや出血した際の対処方法も考えなければいけません。
多くの人が心配している放射線リスクですが、宇宙からの放射線は高度が高くなるほど影響が大きくなります。しかし飛行機に乗っても赤ちゃんへのリスクは低く、胎児の奇形が発生することはないので心配はいりません。
また、搭乗時の身体検査ですが、金属の有り無しを磁気を使用しての検査なので胎児への影響は全くありません。
飛行機に乗る時の注意点!
飛行機に乗ると気圧の変動で腸のガスが膨らみ、圧迫感を感じます。その中で炭酸飲料を飲むと余計にガスが膨らんで苦痛を感じます。炭酸飲料を持っていくことはやめましょう。
また、機内は密室状態になります。風邪やインフルエンザ、伝染病にかからないようにマスクをつけましょう。
中には飛行機などの慣れない環境下にいると体調が悪くなりつわりが始まる人もいます。薬は飲めないのでエチケット袋を持って行くなど、つわり対策をしましょう。
妊娠後期は特に膀胱が圧迫されるのでトイレが近くなります。飛行機内は狭くて移動が大変なのでできるだけ移動しやすい通路側の席を取りましょう。
持って行くと便利な物を紹介!
飛行機を快適に過ごすために持って行くと便利な物を紹介します。
1つ目は母子手帳です。妊娠していたら絶対に必要です。航空会社によっても提示を求められる可能性があります。飛行機や旅行先でもし具合が悪くなった場合も考えて健康保険証も持って行きましょう。
2つ目は飴などのお菓子です。妊娠中は空腹で気持ち悪くなったり、唾液だけでも気持ち悪くなります。機内でも販売していますがすぐに購入できない場合もあるので食べやすい物を持って行きましょう。
3つ目はブランケットです。航空会社でも用意はしていますが、1人1枚です。お腹を冷やすのは良くありません。機内の中は思っているよりも寒い場合があります。専用のブランケットがあると便利です。
不安ならマタニティタグをもらいましょう
航空会社では会社によってはマタニティタグをくれます。飛行機での異動に不安を感じるならマタニティタグをもらってください。
荷物にマタニティタグをつけて、予約時に妊婦のことを伝えると優先席が開いている時に利用することができます。マタニティタグがあると飛行機内にいても優先してもらえる可能性が高いです。
飛行機に乗る時は事前にしっかりと準備してから行きましょう。母子手帳も忘れずに持つようにしてください。
まとめ
妊娠していると飛行機に乗っても大丈夫?注意点を紹介
いつまで飛行機を利用できるの?
胎児への影響はある?
飛行機に乗る時の注意点!
持って行くと便利な物を紹介!
不安ならマタニティタグをもらいましょう