妊娠をした場合に、吐き気を感じる方も多いと思います。これはつわりの症状の一種でであり、重症度などには個人差があります。では、妊娠 した場合には 吐き気 は いつから 症状を感じるようになるのでしょうか。また、症状はいつまで続くのでしょうか。
妊娠した場合、吐き気はいつから感じる?
妊娠の吐き気の原因は?
妊娠がわかった場合、同時に吐き気を感じる方もいらっしゃると思います。これは、つわりと呼ばれるもので、ほとんどの妊婦さんが経験されます。
はっきりとした原因はまだ解明されていませんが、妊娠することによって分泌量が増えるプロスタグランジンというホルモンの影響があると考えられています。
つわりによる吐き気などの症状は重症度が人によってさまざまで、全く症状を感じない方もいれば、日常生活に影響を及ぼすほど重症になる方もいらっしゃいます。
いつから吐き気を感じる?
つわりの症状などは人によって違いますが、症状の出現時期も個人差があります。一般的には妊娠6週ごろからはじまりますが、早い方では妊娠4週ごろの生理予定日あたりから吐き気を感じる方もいらっしゃいます。
症状のピークはだいたい妊娠8週頃であり、症状は妊娠14週から16週頃まで感じることが多いといわれています。
なかには、生理が来る前から吐き気を感じる方もいらっしゃいますが、赤ちゃんの卵になるものがお母さんのお腹の中に定着するのがだいたい妊娠3週ごろといわれており、この時期は妊娠週数でいうと生理予定日の1週間前となっています。
早い方では生理の前でも吐き気を感じる場合もありますが、非常に低い確率といわれています。そのため、生理予定日前でも吐き気を感じた場合には必ずしも妊娠しているとは限りません。
生理前症候群の症状にも吐き気を感じることがあるので、生理前の吐き気は生理前症候群かつわりの症状なのかを見極めるためには基礎体温の記録を参考にすることをおすすめします。
妊娠検査薬が陰性の場合でも吐き気がつづく
妊娠かな?と思い妊娠検査薬を使用し、結果が陰性だったにもかかわらず、吐き気がつづく場合にはどのようなことが考えられるでしょうか。このとき、妊娠といった観点から考えると、2つのことが理由としてあげられます。
まずは、生理前症候群の症状ということです。生理の前になると、腹痛や頭痛などの症状がみられる方も少なくないと思いますが、同じように生理の前に吐き気が症状としてあらわれる場合もあります。
次に、検査薬の使用を適応時期におこなわなかったため、陰性の反応がでたという場合です。妊娠検査薬の使用時期は早期に検査ができるものを除き、生理予定日の1週間前となっています。妊娠の判断をおこなうには、hCGというホルモンを感知することです。
しかし、早く妊娠を知りたいがために、適応時期よりも早く検査をおこなってしまった場合には、hCGが検出基準よりも少なかったために陰性の結果を残してしまう場合があります。
そのため、適応基準よりも早く検査薬を使用してしまった場合には、もう一度適応時期に使用してみることをおすすめします。その結果から、つわりの症状なのか、生理前症候群の影響なのかを判断することができます。
吐き気への対処法は?
つわりの時期の吐き気にはどのように対処をすればよいのでしょうか。つわりの症状によって対応は異なりますが、食事を摂ると吐き気を感じるといった場合には無理に食事を摂ることは控えましょう。
お母さんが摂取した栄養が赤ちゃんへ届くのは胎盤が完成してからです。そのため、妊娠初期には無理に食事を摂らなくても赤ちゃんへの影響は少ないとされています。
ただし、注意をしなければいけないのは、水分はしっかりと摂取することです。もし、水分の摂取が困難な場合には、お母さんと赤ちゃん2人ともの命に危険が及ぶ可能性があるので、早めに病院へいってください。
まとめ
妊娠した場合、吐き気はいつから感じる?
妊娠の吐き気の原因は?
いつから吐き気を感じる?
妊娠検査薬が陰性の場合でも吐き気がつづく
吐き気への対処法は?