妊娠 五ヶ月 は妊娠16から19週目の4週間にあたり、胎盤も完成し、辛いつわりも終わりを迎えて、身体が安定してくる時期です。これ以降3か月間を安定期といいます。
お腹 の中の赤ちゃんは身体が3頭身になり、胎動も感じ、赤ちゃんの存在をより強く感じはじめる時期です。
妊娠五ヶ月のお腹の中ではじめて感じる胎動
妊婦のお腹の様子
妊娠五ヶ月になると、つわりが終わり、体調が少しずつ良くなります。胎盤も完成し、子宮が大人の頭ほどの大きさになり、服を着た状態でいても妊娠がわかるようになってきます。
お腹が出はじめるので、お腹を締め付けのない、マタニティウェアなどを選んで着るようにしましょう。
また、お腹の大きさは、人の体型や羊水の量などにより個人差がありますので、小さすぎるからといって心配しすぎないようにしましょう。
気をつけたい体重増加
つわりが終わると、反動で食事が美味しく感じられ、ついつい食べ過ぎてしまうことも。身体が脂肪を蓄えやすくなるので、体重が増えてしまう方も多くいます。
摂取カロリーは、標準体型の方で、妊娠前の食事の+250カロリーだと言われています。無理のない範囲で、ウォーキングやヨガなど適度な運動を取り入れて、体重管理を気を付けたいですね。
また、お腹が大きくなってくるので、背中が反ってしまい、腰痛に悩まされる方も増えてきます。ストレッチなどをして、少しでも和らげるようにしましょう。特に、股関節のストレッチは腰痛予防にもなり、骨盤が開きやすくなる効果もあります。
お腹の中の赤ちゃん
妊娠五ヶ月のお腹の赤ちゃんの大きさは、個人差がありますが80gから250g位までに成長します。
身体も全体的にふっくらとしはじめ、2頭身から3頭身になります。体毛も生えて、より人間らしい姿に成長します。骨格もしっかりし、脂肪や筋肉もついてくるので、動きが力強くなってくるのもこの時期です。
また、生殖器が出来上がっているため、早くて妊娠五ヶ月前後に性別がわかることが多いです。ただ、エコー時の赤ちゃんの角度や態勢によっては、確認できない場合もあるので、その際は次回の検診のお楽しみという気持ちで、焦らずに過ごしましょう。
はじめて感じる胎動
人によって時期に前後はありますが、お腹の中で胎動をはじめて感じる母親も多い時期です。感じ方もさまざまですが、お腹の中で「ポコポコ」「うにょうにょ」と感じたら、胎動かもしれません。
まだこの時期は、赤ちゃんも小さく、お腹の中で回転するなど自由に動き回っているので、力強く感じることはありません。
感じる場所は、おへその下の下腹部が多いようですが、赤ちゃんが小さいので、動けるスペースがあるため、お腹の中のいろいろな場所で感じるようです。
胎動は母親にとって、赤ちゃんの存在を感じられる神秘的な体験です。
より母親としての意識が高まり、赤ちゃんを身近に感じる方が多いです。赤ちゃんに声掛けをしたり、お腹を撫でたり、「キックゲーム」などをして赤ちゃんとコミュニケーションをとると、楽しいですね。
イベントなどの思い出作り
つわりが終わり安定期に入った妊娠五ヶ月目は、パパと外出したり、「戌の日」に安産祈願に行ったり、旅行をしたりと、思い出作りをするにもいい時期です。ただし、医師とも相談しながら、身体の様子を見て、無理のない計画を立ててイベントを楽しみましょう。
妊娠五ヶ月目は、母親も赤ちゃんの状態も安定する時期です。お腹も大きくなってきて、体重も増加しやすくなります。赤ちゃんのためにも、食事をバランスよくとって、適度な運動をし、楽しい妊娠生活を送れるといいですね。
まとめ
妊娠五ヶ月のお腹の中ではじめて感じる胎動
妊婦のお腹の様子
気をつけたい体重増加
お腹の中の赤ちゃん
はじめて感じる胎動
イベントなどの思い出作り