妊娠がわかるととても嬉しい反面、体もお腹の中で赤ちゃんを育てていくためにいろいろな変化を迎えます。そのため体調不良になったり、トラブルも多々おこることがあります。特に多いのが妊娠中の不正出血です。
今回は 妊娠 後の 不正出血 の原因や対処方法について紹介します。
妊娠後の不正出血!原因や対処方法は?
- 目次 -
妊娠初期時におこる不正出血の原因は?
妊娠初期の頃におこる不正出血の原因がいくつかあるので紹介します。
1つ目は子宮外妊娠です。子宮の内膜に着床せずに子宮内膜外に着床してしまうことを子宮外妊娠と言います。子宮外妊娠は妊娠継続は非常に難しく、腹痛や出血をおこしてしまいます。痛みも酷くなるため早めに病院へ行きましょう。
2つ目は切迫流産や流産です。切迫流産や流産の場合は性器から出血がおこります。この他にもホルモンバランスが変化することにより不正出血がおこっている可能性もあります。その場合は心配はいりません。
妊娠中期で不正出血がおこる原因は?
妊娠中期に不正出血がおこる原因もいくつかあります。
1つ目は切迫早産です。出産時期ではないのにお腹が張って痛みを感じたりします。安静にして休んでいても規則正しい張りが来たら切迫早産の可能性があります。早めに病院へ行きましょう。
2つ目は常位胎盤早期剥離です。常位胎盤早期剥離は赤ちゃんが子宮内にいるにも関わらず子宮壁から胎盤が剥がれ落ちることを言います。赤ちゃんにも母体にも危険を及ぼしてしまいます。
3つ目は前置胎盤です。胎盤が子宮の入口付近にあることを前置胎盤と言います。前置胎盤になると出血が見られるようになり、中には胎盤が子宮の入り口を塞いでしまう場合もあります。妊娠継続をすることが困難の場合もあるので病院を受診しましょう。
妊娠後期で不正出血がおこる原因は?
妊娠後期で不正出血がおこる原因も妊娠中期とほぼ同じだと言えましょう。切迫早産や常位胎盤早期剥離、前置胎盤が原因です。妊娠後期になると何らかのトラブルで赤ちゃんが生まれやすくなってしまいます。
お腹が固く石のようになってしまったり、規則正しい張りがでてきてしまったらすぐに病院を受診するか、電話などで相談をしてみましょう。
ただし妊娠してから37週が経過している場合は赤ちゃんを出産しても良い時期なので、不正出血があった場合はおしるしの可能性があります。その場合は焦らずに陣痛がおこるかもしれないと準備をしておきましょう。
妊娠中の不正出血対処方法!
妊娠中に出血がある場合は異常がない時も多いですが、中にはお腹の中の赤ちゃんや自分の命に関わる問題がある時もあります。
不正出血がある場合は、まずは無理をして動かずに横になって安静に過ごしましょう。無理をして動きすぎたりするとお腹や体に負担がかかってしまい不正出血がおこったりします。
不正出血の量も少なく落ち着く場合はほぼ問題はない場合が多いですが、もし数日経過しても出血が収まらなかったり、不正出血と一緒に下腹部痛がある時は、迷わずに病院を受診しましょう。
妊娠中は特にどの期間も少しのことで不正出血がおこる可能性があります。どこかへ外出をする時などはナプキンなどを持ち歩くと何かあった時に使用することができるでしょう。
特に問題がない不正出血って何?
病院を直ちに受診しなければいけない不正出血もありますが、問題のない不正出血もあるので紹介します。
1つ目は内診の刺激による出血です。病院で胎児の生育状態を調べるために出産をするまでに定期的に内診をします。その時に膣が傷ついて不正出血が少し起こる場合がありますがこれは問題ありません。数日経過すると自然に出血も止まることでしょう。
2つ目は便秘です。妊娠をするとホルモンのバランスが崩れてしまったりして便秘になる人が多くいます。この場合、いきみすぎて肛門が傷つき出血をする場合があります。
しかしこれは肛門の出血で不正出血ではありません。便秘が長引くと痔になったり、強くいきむことでお腹が痛くなったりするので病院で便秘薬を処方してもらいましょう。
不正出血があっても慌てない!
不正出血は体が疲れている証拠です。まずは落ち着いてリラックスをし、横になって安静にしましょう。痛みがでたり、出血がおさまらない場合も落ち着いて病院を受診するようにしましょう。
まとめ
妊娠後の不正出血!原因や対処方法は?
妊娠初期時におこる不正出血の原因は?
妊娠中期で不正出血がおこる原因は?
妊娠後期で不正出血がおこる原因は?
妊娠中の不正出血対処方法!
特に問題がない不正出血って何?
不正出血があっても慌てない!