生理が来るとさまざまな症状がおこります。下腹部痛や頭痛、腰痛などの症状で悩んでいる人も多いことでしょう。しかし、生理が来るとおこる症状は実は妊娠をしていてもおきる症状と一緒なのです。特に妊娠超初期におきる腰痛の症状は生理の症状とよく似ています。
そこで今回は 妊娠 超初期 におきる 腰痛 の原因と改善方法について説明します。
妊娠超初期におきる腰痛の原因と改善方法
なぜおこる?妊娠超初期の腰痛の原因は?
妊娠超初期はなぜ腰痛がおきるのでしょうか。妊娠超初期の腰痛の大きな原因は2つあります。
1つ目は運動不足です。気づかずに妊娠していた場合でも体調不良になることが多く、運動不足気味になってしまいます。
運動不足気味になってしまうだけでなく、むかつきや吐き気も始まる人がいて、食事のバランスも崩れがちになってしまいます。そのため栄養も偏り血行も悪くなり腰痛がおこる原因になります。
2つ目はホルモンバランスです。妊娠をするとリラキシンというホルモンが分泌します。リラキシンは出産をする時に困らないように骨盤が開くように働くホルモンです。リラキシンが働くと骨盤周りの筋肉が緩むので不安定になり、腰回りに大きな負担がかかります。
骨盤が安定しないまま姿勢を維持しようとするので腰痛の他にも足の付根などに痛みを感じる人がでてきます。妊娠超初期前から運動不足の人は筋力が元々弱いために腰痛を感じやすいでしょう。
生理と妊娠超初期の腰痛の感じ方の違いとは?
生理前や生理時も腰痛を感じることが多いでしょう。妊娠超初期と生理前の腰痛の感じ方は少し違います。生理時の腰痛は、子宮や子宮の後ろ側などの一箇所に感じることが多いです。子宮や腰の痛み以外は体に痛みを感じることが少ない場合が多いです。
一方妊娠超初期症状の腰痛は、一箇所ではなく、腰周り全体に痛みを感じる人が多いです。中にはギックリ腰を疑うほどの激痛を腰回りに感じる人もいます。個人差があるので、一概には言えませんが、参考にしてみてください。
妊娠超初期の腰痛対処に薬は気をつけて!
妊娠超初期の腰痛はよくあることですが、人によっては激痛を感じる場合もあります。
その場合、市販薬などの鎮痛剤を飲んで痛みを和らげようとする人もいるかもしれませんが、妊娠をしている可能性があるなら、アスピリンの成分が入っている鎮痛剤を使用することはやめましょう。
アスピリンが含まれる薬はバファリンやケロリンなどです。アスピリンを妊娠しているのに使用すると赤ちゃんが奇形児になる可能性が高くなってしまいます。
湿布なら妊娠超初期の腰痛に良いの?
多くの人が鎮痛剤は使用できないけれど、塗り薬や湿布なら良いのかと疑問に思っているようです。湿布や塗り薬は一見すると妊娠していることに影響はないと考えがちですが湿布などの成分も体内へ確実に吸収されてしまいます。
湿布や塗り薬は痛みを緩和するために血管を縮める働きがあり、血管が縮まってしまうと赤ちゃんへ上手く栄養が運べなくなったりする恐れがあります。湿布などもなるべく貼らない方が良いでしょう。
妊娠超初期の腰痛対策は?
妊娠超初期の腰痛対策が3つあるので紹介します。
1つ目は温めることです。リラキシンで骨盤が開き痛みが出ている場合、骨盤を支えようとする筋肉に疲労が溜まっている恐れがあります。入浴をしたりして腰を温めることで、疲労を緩和し、血液の流れもスムーズにすることができます。
2つ目は無理をせずにサポーターを使用することです。今は妊娠初期から使用できるサポーターを販売していて使用している妊婦さんは非常に多いです。サポーターを使用することで、子宮を正しい位置に戻すことができるので腰痛も楽になります。
3つ目は適度な運動です。散歩などでも良いので適度に筋肉をつけましょう。筋力が弱いと、赤ちゃんを支えることができなくなります。軽いストレッチなどから始めてみましょう。
妊娠超初期の腰痛は、激しく痛む場合があります。無理をせずにサポーターを使用したり、病院に行くことをお勧めします。
まとめ
妊娠超初期におきる腰痛の原因と改善方法
なぜおこる?妊娠超初期の腰痛の原因は?
生理と妊娠超初期の腰痛の感じ方の違いとは?
妊娠超初期の腰痛対処に薬は気をつけて!
湿布なら妊娠超初期の腰痛に良いの?
妊娠超初期の腰痛対策は?