妊娠超初期症状は、着床し、妊娠が成立する妊娠3週目頃からあらわれ始めます。妊娠超初期症状は月経前症候群(PMS)ととても似ているので、見わける必要があります。
妊娠 超初期 症状 がどんな症状なのか自分でも チェック することができるので、知っておくと妊娠に気付くきっかけになります。
妊娠超初期症状を自分でチェックする方法
妊娠超初期症状とは
妊娠超初期症状は、女性ホルモンの1つであるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増えることで起こる、身体の変化です。プロゲステロンは、お腹の中で赤ちゃんが順調に成長できるように身体の準備をしてくれます。
妊娠超初期症状は、着床後からあらわれる症状なので、最終月経の初日から数え始める妊娠週数では、症状があらわれ始めるのは妊娠3週目頃からになります。
しかし、妊娠超初期症状は月経前症候群(PMS)ととてもよく症状が似ていて、症状があらわれる時期もほとんど同じなので、どちらの症状なのか自分で見わける必要があります。
自分の体調に少しでも変化がある場合は妊娠している可能性があるので、自分でチェックできるようにしましょう。
妊娠超初期症状であらわれる症状
妊娠超初期症状であらわれる症状はさまざまで、どの女性にもすべての症状があらわれるとは限りません。症状があらわれても、どの程度の症状があらわれるかは個人差があるので、自分の普段の体調との変化に気付くことが大切です。
妊娠は着床することで成立します。着床するときに出血することがあり、これを着床出血と言います。出血の色は鮮血~茶色とさまざまで、おりものと勘違いしやすいので、普段のおりものとの違いなどを確かめて下さい。
プロゲステロンにはさまざまな作用があり、妊娠すると女性の身体に多くの症状を引き起こします。これは、月経前にも同じで、月経前もプロゲステロンの分泌量が増えるので、似たような症状があらわれます。
妊娠するとプロゲステロンの分泌が増えるので、おりものの量が増えたり、普段と色が変わることがあります。
他にも、子宮に血液を多く送り込もうとするので、血流が良くなり、体温を上げるので微熱や倦怠感などの風邪のような症状があらわれます。血液を多く送りこむために血液の量を増やすので、妊娠初期は貧血になりやすいです。
また、プロゲステロンは身体を安静にしてと働きかけるため、眠気や倦怠感が強くなります。つわりの前駆症状ともいわれる妊娠超初期の吐き気や胃もたれ、便秘や下痢もプロゲステロンが胃腸の消化器の働きを鈍くさせるために起こります。
しかし、反対に赤ちゃんを大きくさせようと食欲が増進することもあります。
もう1つの女性ホルモンであるエストロゲンの影響で、胸が張ったり、自律神経のバランスを乱し、精神的に情緒不安定になってしまうことが多いです。
子宮には、徐々に変化があらわれるので、膀胱が圧迫され頻尿になったり、下腹部がチクチクと傷むことがあります。
女性ホルモンのバランスが乱れると、女性の肌や髪の毛に影響を与えるので、ニキビができやすくなったり、髪の毛の水分が減ってパサパサになったという報告もあります。
妊娠超初期症状と生理前症状の違い
妊娠超初期症状と月経前症候群の違いを自分で判別できるように紹介します。
1番わかりやすく、確実なのは基礎体温の変化です。妊娠すると基礎体温は高温期のまま継続するので、月経予定日になっても体温が下がらず高いままです。
他にも、妊娠するとおりものがサラサラになった、量が増えたなどのおりものの変化や嗅覚・味覚に敏感になることが月経前症候群との違いです。
妊娠超初期症状があらわれたらどうする?
妊娠超初期症状があらわれても、まだ妊娠3週目なので妊娠検査薬を使用してもはっきりとした反応はでないので、確信を得ることはできません。
しかし着床し、赤ちゃんがお腹の中でしっかり成長できるように身体の環境を整えている準備段階なので、この時期の無理は禁物です。普段との身体の変化があらわれたら、十分妊娠している可能性もあるので、身体に無理をさせずに大切にしてあげましょう。
まとめ
妊娠超初期症状を自分でチェックする方法
妊娠超初期症状とは
妊娠超初期症状であらわれる症状
妊娠超初期症状と生理前症状の違い
妊娠超初期症状があらわれたらどうする