妊娠超初期症状として腹痛があらわれますが、その腹痛が生理痛なのか、便秘や下痢のせいなのか判断するのはなかなか難しいです。また、妊娠の兆候としての腹痛でも病院に行かないと赤ちゃんが危ない腹痛もあります。
妊娠 超初期 の 腹痛 に自分で気付くことができるように説明していきます。
妊娠超初期にあらわれる腹痛はなぜ起こる?
腹痛があらわれる原因
妊娠超初期の腹痛の症状が、1番最初にあらわれるタイミングは着床時です。着床し、妊娠が成立するときに子宮が少し傷ついてしまうので、チクチクとした腹痛の症状を感じる場合があります。
しかし、妊娠超初期の腹痛の主な原因は、赤ちゃんがお腹の中で元気に成長できるように子宮の準備を整えるために、子宮がだんだんと大きくなることで起こると言われています。
子宮は1ヵ月程度で妊娠していないときよりひと回りも大きくなると言われています。この子宮が大きくなる時に引っ張られるため、腹痛として身体に症状を感じます。
腹痛があらわれる時期と症状
妊娠超初期症状として腹痛があらわれる時期は、着床し妊娠が成立した妊娠3週目頃からが多いです。
妊娠超初期の腹痛の痛みはチクチクとした痛みや締め付けるようなキュッとした痛みを子宮のある下腹部に感じる女性が多いです。痛みは、一時的なものがほとんどですが個人差があり、全ての女性にあらわれるわけではありません。
この腹痛に加え、妊娠時の腹痛は腰痛を伴うことや便秘もしくは下痢になってしまうことがあります。
妊娠超初期の腹痛と生理痛の見わけ方
妊娠超初期症状なのか生理痛なのか、腹痛だけでは痛みやあらわれる時期が似ているので見分けづらく、他の妊娠超初期症状などと合わせて妊娠しているか確認する必要があります。
妊娠していると、生理予定日になっても基礎体温が高温期のまま継続したり、おりものの量や色に普段と変化がみられるなど他にも妊娠超初期症状があらわれますので、自分の体調の変化を気にかけてみて下さい。
腹痛があらわれた時はどうする?
妊娠超初期症状の腹痛は、一時的なものや痛みの程度もあまり強くないので我慢できないほどの腹痛があらわれることはあまりありません。
腹痛があらわれた時、1番大切なのは安静にすることです。それでも腹痛が治まらない場合は、温めたタオルをお腹に当てお腹を温めたり、ホットミルクなどの身体が温まる飲み物を飲むなど身体の血行を良くするように心がけてください。
また、妊娠超初期はホルモンバランスが変化するので、精神的にも不安定になる時期です。この時期はストレスの影響を受けやすく、腹痛を悪化させる原因の1つになる可能性があるので、ストレスをため込まないように適度にリフレッシュしましょう。
注意が必要な腹痛
妊娠超初期は、まだ安定していないので流産の危険を伴う時期でもあります。腹痛には流産のサインを知らせる危険な腹痛もあるので、普段との腹痛の変化にも気をつける必要があります。
妊娠超初期の腹痛は、一時的なものがほとんどですが、腹痛が長時間継続してあらわれる場合には注意が必要です。また、我慢できないほどの痛みや不正出血などの症状があらわれた場合は流産の危険があります。
また、妊娠超初期の腹痛は子宮以外の場所で着床してしまい、子宮外で妊娠が成立してしまう子宮外妊娠の可能性もあります。
子宮外妊娠の腹痛の場合は、チクチクとした下腹部痛と少量の不正出血があらわれ、次第に痛みは強くなり出血量が増えていくことが特徴です。
腹痛がいつもと違うと感じたり持続する場合は、危険なサインかもしれませんのですぐに病院を受診するようにして下さい。
まとめ
妊娠超初期にあらわれる腹痛はなぜ起こる?
腹痛があらわれる原因
腹痛があらわれる時期と症状
妊娠超初期の腹痛と生理痛の見わけ方
腹痛があらわれた時はどうする?
注意が必要な腹痛