新しい家族を待ち望んでいる夫婦にとって、排卵後無事に 着床 したかは気になるところです。
今回は、 妊娠 超初期症状についてお伝え致しますので、症状があらわれている場合は、すこし気を付けて生活をおくるとよいでしょう。
着床までの流れと妊娠超初期症状のあらわれ
着床とは?
着床とは、赤ちゃんのもとが子宮の内側に到達し、根をしっかりと張ってお母さんの身体と結びついたときをいいます。この着床が完了した時点で“妊娠した“といえるのです。
なかには、赤ちゃんのもとが作られた時点で妊娠したと勘違いされる方もいらっしゃいますが、赤ちゃんがお母さんの身体ときちんと結びつかなければ妊娠したといえないのです。
妊娠の周期であらわす場合には、前回の生理開始日を”0週0日“とするため、着床した時点ではすでに妊娠3週目に入っています。
ちなみに、排卵日は妊娠2週目に入った際におきますので、日ごろから生理の開始日と終了日などのメモを残しておくと妊娠の日数が数えやすくなります。
着床までの流れ
赤ちゃんのもとが完成すると、細胞分裂を繰り返しながら子宮内へと移動していきます。このときにかかる日数はだいたい7日~10日ほ必要となります。
こそして、数日は子宮内膜の上を浮遊し、そこから子宮内膜へと潜り込んでいきます。
妊娠超初期症状とはどのようなもの?
着床が完了すると、妊娠が成立し、身体に少しずつ変化があらわれてきます。これがいわゆる“妊娠超初期症状”と呼ばれているものです。この症状は赤ちゃんを順調に育てていくためにホルモンバランスが変化していくためおきるといわれています。
妊娠超初期症状にはさまざまなものがありますが、目に見えてわかる変化としては、着床出血やオリモノに変化が出ます。
着床出血は、着床する際に、絨毛が子宮の表面を傷つけてしまいおきる出血です。ほとんどの方は微量出血、またはオリモノに血が混じっているため、着床出血に気付きません。
ただし、これには個人差があり、出現しない方も多くいます。なかには、1週間ほど続くため、普段の生理と間違えてしまうケースもあるようです。
オリモノの変化としては量が増えると感じる方が多いといわれています。
次に、身体で感じる変化としては、下腹部痛がおきる、風邪のような症状を感じる、胸の張り、吐き気、精神的に不安定な状態になるなどといった多くの症状があらわれています。
もちろん、全ての症状があらわれるのは個人差があり、症状を感じない方もいれば感じる方もいらっしゃいますが症状の強度にも個人差があります。
この時期にはできるだけ、身体を動かすことをおすすめします。身体を動かすと気分も晴れやかになり、血行もよくなり体調の改善の手助けにもなります。
ただ、個人のその日の体調にあわせて、無理をしないように注意をしてください。
妊娠の自覚症状がある場合は?
もしかして、妊娠超初期症状かな?と感じた場合でも、普段通りの生活を送っても大丈夫です。しかし、症状が辛い場合には無理をせず、なるべく休むように心がけましょう。
また、この時期は生理前でもあるため、生理前症候群(PMS)の場合もあります。どちらにせよ、無理をすると身体に負担をかけてしまうため、できるだけ安静にしておくことをおすすめします。
ただ、いくら症状を感じたからといって必ず着床に成功し、妊娠しているとは限りません。妊娠が確定するのは、自覚症状の有り無しではなく、検査の結果です。
特に妊娠を希望されている方にとってはこれらの症状が希望の光のように感じてしまうとは思いますが、気にしすぎないように、ゆったりとした気持ちで生活することがおすすめです。
まとめ
着床までの流れと妊娠超初期症状のあらわれ
着床とは?
着床までの流れ
妊娠超初期症状とはどのようなもの?
妊娠の自覚症状がある場合は?