妊娠を希望している人は少し生理が遅れていると妊娠を疑ってしまいます。早々妊娠検査薬を使ってチェックする人もいるでしょう。 妊娠 検査薬で陽性反応が出たら、すぐにでも 病院 で確認してほしいと思ってしまいます。
しかし、病院へ行くベストなタイミングは いつ なのでしょうか?
妊娠した!?病院へはいつ行くべき?
妊娠検査薬は使用時期を守りましょう
妊娠検査薬とはその名の通り、妊娠しているか判断する検査キットです。ドラッグストアやスーパーで手軽に購入することができ、使用方法も簡単です。しかし、妊娠検査薬で陽性反応が出たからといって妊娠を断言できるものなのでしょうか。
妊娠検査薬は使用時期をしっかりと守って使用すれば99%正確に結果が出ると言われています。妊娠検査薬の使用時期は生理予定日の一週間以降と記されているものが多いです。
早く妊娠しているか知りたいからと使用時期より早く使用してしまうと間違って陽性反応が出てしまう、または本当は妊娠しているのに陰性反応が出てしまうなど正確に判断されないこともあるようです。
もし使用時期を無視して妊娠検査薬を使用し、陽性反応が出て病院へ行ったとしても100%妊娠しているかどうかわからない場合もあります。医師から「また後日来てください。」と告げられて帰されるかもしれません。
そうなると次の診察までやきもきした気持ちで生活しなければなりません。そういった二度手間にならないよう、妊娠検査薬の使用時期はしっかり守りましょう。
妊娠検査薬で陽性反応が出たら、すぐに病院へ!
最終生理が来た日を「妊娠0週0日」と考えます。妊娠検査薬の使用時期は生理予定日の一週間以降ですので妊娠5週以降と考えられます。妊娠5週以降に妊娠検査薬を使用し、陽性反応が出たら、できるだけ早く産婦人科を受診しましょう。
「病院へ行くにはまだ早いかな?」と思う人もいるでしょう。しかし、妊娠といっても「子宮外妊娠」「胞状奇胎」「流産しかかっている」などが起こっていることも考えられます。
正常妊娠であるか上記のような異常妊娠であるか妊娠検査薬では判別できないので早めに産婦人科を受診しましょう。
また、陽性反応が出ても出血や腹痛を伴う人は流産しかかっている可能性があります。そのような場合はその日のうちにでも受診しましょう。
妊娠を確定できるのは心拍が確認されてから
妊娠検査薬は妊娠5週以降に使用することができます。妊娠5週という時期は胎芽と呼ばれる赤ちゃんの細胞ができ、胎芽を覆う胎嚢と呼ばれる袋のようなものを確認できる時期だと言われています。つまり、この時点では胎児の心拍はまだ確認できないのです。
産婦人科の医師から「妊娠おめでとうございます!」と妊娠を断言してもらえるのは胎児の心拍が確認されてからです。胎児の心拍は妊娠6週以降に確認することができるとされていますが、それは個人差があります。
妊娠5週で心拍が確認できる胎児もいれば、妊娠7週以降にやっと確認できたという胎児もいます。心拍が確認されるまではお母さんも心配でしょうが、考えすぎず安静に過ごしましょう。
心拍が確認される時期まで病院を受診しなくても良い?
先ほどお伝えしましたが、妊娠検査薬で陽性反応が出たとしても、正常妊娠なのか異常妊娠なのかを判断することはできません。正常妊娠であることを確認するためにも、できるだけ早く産婦人科を受診する必要があります。
しかし、出血やお腹の痛みがないのであれば、既に入っている予定をキャンセルしてまで受診する必要はありません。
「早くしなくては。」と焦る気持ちはお腹の赤ちゃんに良い影響を与えるとは言えませんので、無理のない範囲で産婦人科を受診する日を決めてはいかがでしょうか。
また、早い人だと妊娠発覚直後から悪阻が始まる人もいます。初診の時は予約が取れないため、何時間も待たなければならないことが多いです。気分が悪いにもかかわらず何時間も待つのは辛いでしょう。
受診する前に産婦人科に電話して、比較的空いている曜日や時間を確認しておくとスムーズかもしれません。仕事で忙しいから何時間も待っていられないという理由で診察を何か月も先延ばしにすることは避けましょう。
まとめ
妊娠した!?病院へはいつ行くべき?
妊娠検査薬は使用時期を守りましょう
妊娠検査薬で陽性反応が出たら、すぐに病院へ!
妊娠を確定できるのは心拍が確認されてから
心拍が確認される時期まで病院を受診しなくても良い?