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沐浴について知っておこう

sheri

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mokuyoku

無事出産を終えたという安心感と喜びに浸る間もなく、退院後はすぐに育児が待っています。戸惑いも多い初めての育児の中でも、身体のしっかりしていない赤ちゃんをお風呂に入れる 沐浴 は慣れるまでは大変なものです。

沐浴には経験も必要ですが、知識と準備も必要です。正しく知っておくことで少しでも余裕を持って取り組んでもらいたいと思います。


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沐浴について知っておこう


- 目次 -

  • 沐浴とは
  • 沐浴の目的
  • 準備するもの
  • 沐浴の手順
  • 沐浴はいつまで行うか

沐浴とは

沐浴とは、産まれて間もない新生児期の赤ちゃんを大人と同じ浴槽ではなく、赤ちゃん専用のベビーバスを使用してお風呂に入れることをいいます。


沐浴の目的

沐浴の目的の1つは、赤ちゃんの身体を清潔に保つためです。新生児は新陳代謝が盛んで、成人の約3.5倍、発汗量も多く、成人の2倍です。

皮膚にトラブルが起きると、肌のバリア機能が低下してアレルギー発作の原因になる可能性があるので、皮膚を清潔に保ち、湿疹などの肌トラブルを防ぎます。

目的の2つ目は、沐浴によって全身の血液循環を促進し、新陳代謝を促すことです。赤ちゃんは自分で体温調節をすることができないので、温かいお湯で体を温め、体の機能が働きやすい環境を作ります。

また、自分で不調を訴えることができない赤ちゃんの体に何か異常がないか、全身の観察を行うことも大切です。

毎日同じ時間に沐浴させることで生活にメリハリを付け、生活リズムを定着させていくことにもつながります。沐浴は親子の大切なコミュニケーションの場でもあるので、親子の信頼関係を築く時間にもなります。


準備するもの

沐浴にはベビーバスを使用しますが、同じくらいの大きさの衣装ケースでも代用することができます。その他、フェイスタオル、石鹸または沐浴剤、ガーゼ、洗面器、湯温計、バスタオル、着替え、綿棒、ヘアブラシを準備します。沐浴剤は石鹸を泡立てる必要がないので便利です。

赤ちゃんは体温調節ができないので、体温の低下を防止するため、部屋を24℃~26℃の適温にします。赤ちゃんを傷つけることのないように爪を整え、石鹸で手を洗っておきます。お湯の量はベビーバスの8分目程度、お湯の温度は38~40℃にします。

また、エネルギーの消耗が心配される授乳直前、嘔吐の可能性がある授乳直後は避けるようにします。沐浴を行う際、特に慣れるまでは慌てずに済むように、万全の準備をしておくようにします。洋服とおむつもすぐに着られるように広げておきます。


沐浴の手順

赤ちゃんの衣服を脱がせたら、赤ちゃんの不安感をなくすためにタオルを身体にかけておきます。左手の親指と中指で後頭部から赤ちゃんの両耳を抑え、耳に水が入らないようにしながら頭を固定します。

赤ちゃんをお湯に入れる前に、肘でお湯の温度が熱すぎないかぬるすぎないかを再確認した上で、お湯の中に足からゆっくりと入れます。

まずは顔から、お湯で絞ったガーゼを使い、目頭から目じり、おでこ、頬、あご、耳、と優しく拭いていきます。顔は湿疹等がない場合、石鹸を使用しなくても大丈夫です。

顔を拭いたら頭、上半身、下半身の順に石鹸で洗っていきます。首はしわもあって汚れがたまりやすいので、しわの中まで洗うようにします。

背中は利き手で赤ちゃんの脇を支え、うつ伏せの状態で洗います。うつ伏せにすることで、背面の様子も観察することができます。この時、赤ちゃんの顔がお湯についていないか、首が圧迫されていないか注意します。

陰部、肛門も丁寧に洗い、全身を洗い終えたら最後にお湯に全身をしずめ、かけ湯をしてお湯から上げます。身体が冷えないよう、準備しておいたバスタオルですばやく水分をふき取り、衣服を着せます。

耳、鼻を綿棒でお手入れし、水分補給をして終わりです。沐浴は5分程度で済ませ、あまり時間をかけないようにします。


沐浴はいつまで行うか

赤ちゃんも生後1か月を過ぎると抵抗力も徐々についてきます。へその緒も取れて乾くので、1か月検診で特に問題がなければ大人と一緒にお風呂に入ることができます。

ただ、ベビーバスを使用した方が楽であれば、生後1か月を過ぎても沐浴を続ける場合もあります。自分で行いやすいようにすると良いでしょう。

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まとめ

沐浴について知っておこう
沐浴とは
沐浴の目的
準備するもの
沐浴の手順
沐浴はいつまで行うか

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