産後にイライラしたり情緒不安定になったりする話はよく聞きますが、産前にも同じような症状があらわれる方が多くいます。産後はよく聞きますが、産前もあるのか疑問に思う妊婦さんのために今回はマタニティブルーの症状や 産前 もある マタニティブルー について詳しく説明します。
マタニティブルーの症状は?産前もあるマタニティブルー!
マタニティブルーの症状って何?
まずはマタニティブルーの症状について説明します。マタニティブルーには大きく分けて5つの症状があります。
1つ目は理由が無いのにふいに涙が出て悲しくなったり、昔の嫌な忘れたい出来事を思い出して気持ちが不安定になる事です。涙もろくなったら症状があらわれている可能性があります。
2つ目はやらなければいけない事が増えるほどイライラしやすくなり不安な気持ちが強くなり、3つ目は寝不足等で倦怠感を感じ体が重く感じる症状です。この症状が現れると多少動いただけで体が辛く感じます。
4つ目は今までこなしていた事が体の変化により上手くできなくなる事による自身の喪失です。5つ目は何をするにも不快感を感じやる気が起きなくなる事です。
以上の5つの症状を感じたらマタニティブルーの可能性が高いです。
産前にマタニティブルーはあるの??
結果からお話すると産前にもマタニティブルーはあります。妊娠中は特に赤ちゃんがお腹の中で育つに連れ、女性ホルモンが大量に増加しホルモンバランスが崩れてしまう事により起こります。
産前のマタニティブルーは多くの妊婦さんは妊娠初期中に起こり、期間も10日前後と短期間で落ち着いていきます。ホルモンバランスの乱れや妊娠と出産による不安な気持ちから産前でもマタニティブルーになります。
なりやすい人はどんな人?
マタニティブルーは誰でもなるわけではありません。なりやすい人の特徴があるので当てはまる人は予防をすると良いでしょう。
1つ目は家族や近所の人からのサポートを受ける事ができずに1人で努力しなければいけない人です。誰にも頼れないことで不安な気持ちが大きくなりマタニティブルーになりやすくなります。
2つ目は兄弟等がいて家事に追われている人です。特に兄弟がまだ幼いと手がかかって中々ゆっくり休む時間もありません。自分でこなさなければいけない思いに駆られてしまいます。
3つ目は、すぐに自分を責める人で雑誌やインターネットの情報を見て自分がその通りにできないと自分のせいだと自責の念に駆られてしまう人です。インターネットの情報や雑誌はあくまでも目安であり、個人差があって当たり前ですから自分を責める事は止めましょう。
産前のマタニティブルーは心配しないで!
マタニティブルーになるといつまで続くのか大きな不安に襲われますが、産後うつと違い、産前のマタニティブルーは比較的心配はありません。
多くの方が妊娠初期時に体の変化や不安等の情緒不安定から起こるもので妊娠後期には出産への楽しみ等に気持ちが変化しマタニティブルーも自然に治ってしまいます。
マタニティブルーを防ごう!対処方法とは!
マタニティブルーにもしなってしまった場合幾つかの対処方法を紹介します。自分で少しでも気になったら試してみると良いでしょう。
まずは十分な睡眠と静養を摂る事です。まだ出産していないので休める時に少しでも体を休めるようにしましょう。十分な睡眠は情緒不安定が減少します。
また、不安な気持ちを感じたらなるべく友人、家族、看護師等に悩みを聞いてもらうようにしましょう。人と接する事で広い視点を持ち物事が考えられるようになります。
さらに妊娠中でも適度な運動はした方が良いです。ストレッチ、ヨガ、スイミング等運動をする事でリラックス効果を得ることもできます。
マタニティブルーは産前でも起きる事ですが、早い段階で落ち着く人が多いのでリラックスをして受け入れましょう。
まとめ
マタニティブルーの症状は?産前もあるマタニティブルー!
マタニティブルーの症状って何?
産前にマタニティブルーはあるの??
なりやすい人はどんな人?
産前のマタニティブルーは心配しないで!
マタニティブルーを防ごう!対処方法とは!