妊婦へ肉体的、精神的な苦痛を与えることをマタニティ・ハラスメント、略してマタハラと呼ばれています。せっかく妊娠をして本来ならば喜びで満ち溢れているはずなのに、マタハラで悩みを抱え、場合によっては体調を崩してしまった妊婦さんもいます。
そこで今回は マタハラ に立ち向かうための 事例 と対策方法を徹底紹介します。
マタハラに立ち向かう!事例と対策方法を徹底紹介!
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妊婦さんは法律的に守られていることを知ろう!
妊婦さんは労働基準法と言う法律によって守られています。どんな法律があるか幾つか紹介します。
1つ目は妊婦さんが病院から指導を受けた場合、通勤を緩和したり、休憩を増加したり、仕事の制限をかけたり時には休みをとることも可能だと言うことです。
2つ目は妊娠したことによって仕事を辞めさせたり、役職から降ろしたり、自宅待機や減給を行うことはしてはいけないと言うことです。
3つ目は妊婦さんから要求があれば休日労働や深夜労働、時間外労働をさせることはできません。
4つ目は妊娠中は今までの作業内容と違って簡単な作業に変更することができます。こうして法律でも妊婦さんは守られていると言うことをよく知っておきましょう。
マタハラ事例!妊婦だと言うことを理解してくれない
上司から「妊婦だから皆とは違う。特別だとは思わないように。」や「甘えないで同じように仕事しなさい。」と言われた経験はありませんか?定時で帰ることを許さずに当たり前のように残業をさせる上司は立派なマタハラです。
妊婦は自分から申請した場合に定時や時短勤務にすることが可能です。もし大きな会社であれば労働問題に関することで相談コーナーがあるはずです。そこへ相談をすると然るべき対処をしてくれます。
また、もし相談コーナーがなければ社内の中で子供を実際に出産している、自分を理解してくれる人に相談をしてみましょう。良いアドバイスが貰えるはずです。
マタハラ事例!妊娠しているからと言って辞めさせられた!
妊娠をしたからと言って会社を解雇させられたとなると、それは不当解雇です。すぐに訴えましょう。職場は訴えられたら妊婦さんを職場へ再び復帰させるか、解雇しなければ発生していたであろう給料を支払わなければいけません。
妊娠しているからと言って解雇させられた場合は、泣き寝入りをする必要はないのです。然るべき措置を取るようにしましょう。
マタハラ事例!公共機関で会った人に失礼なことを言われた!
マタハラは何も会社だけではありません。電車やバスなど公共機関を利用していた時に、「妊婦は邪魔だ!」と後ろから押されたり、シルバーシートに座っていた時に「なぜ若いのにそこに座っているの?」と言われたりした経験はありませんか?これも立派なマタハラです。
今はマタニティマークを見えるようにつけていても、公共機関で席を譲ってもらえずに逆に迷惑そうにされたりすると言う事例もよく聞きます。こういった場合、マタハラをされてストレスに感じたままにしておくと良くないので、インターネットなどの相談窓口を利用して相談してみましょう。
マタハラを受けたら証拠を集めましょう!
マタハラを受けたら必ず証拠を集めてください。ボイスレコーダーでも写真でも構いません。中にはマタハラをされて会社へ訴えたものの、証拠が不十分で泣き寝入りをしたと言う人もいます。マタハラを受けたら確実に証拠を集めてから動くようにしましょう。
もし万が一揉めて法律相談所へ行くことになればこういった証拠は強い味方となります。
マタハラを受けて悩んでいる人は実はたくさんいます。マタハラを受けたから会社を辞めると言うことをせずに、まずは証拠を集めたり信頼できる場所へ相談をしてみましょう。
まとめ
マタハラに立ち向かう!事例と対策方法を徹底紹介!
妊婦さんは法律的に守られていることを知ろう!
マタハラ事例!妊婦だと言うことを理解してくれない
マタハラ事例!妊娠しているからと言って辞めさせられた!
マタハラ事例!公共機関で会った人に失礼なことを言われた!
マタハラを受けたら証拠を集めましょう!